2021 5/15追記
5/14にGunsmith BATONからJASG認定版が発売されました。当記事の画像はそれ以前に販売されていたPP-2K(PP-2000)と関連パーツです。
基本的には同じガスガンですが、BATON版は各部が改良されているそうなので画像とは異なる点があるかもしれません。
当記事で取り付けた強化セレクターはBATON版には最初から付いているようです。


PP-2000のガスガン、MODIFY製PP-2Kを先月購入したのですが、関連パーツが日本では全然売っていません…
ライトやサイレンサーの情報を知りたくて台湾のMODIFY社のサイトを見ていると、普通の通販サイトのような感じでPP-2Kのパーツが売っている。
販売価格を日本円表記に変える事ができるので値段が分かりやすく、機械翻訳頼りで説明を読んでいくと海外発送もしてくれるらしい。
エアソフトガンを発送出来ない地域に日本は入っているが、パーツ類は問題無さそうなので注文してみました。
輸入は初めてするのでネットの情報を頼りに海外式で個人情報を登録して注文、納期は2~3週間との事なので気長に待つ。
MODIFYが注文を確認してから2週間ちょっとで発送され、そこから4日ほどで家に到着。注文確認から到着まで3週間くらいでした。
輸送中に紛失、破損したり、「銃の部品」とみなされて通関できなかったらどうしようと不安になったりもしましたが無事に届きました。

今回は無事に到着しましたが、毎回そうなると保証する訳ではありません。

2021 4/13追記
いつからか分かりませんが、MODIFY社のPP-2Kのページに「Customers from Japan, please contact Gunsmith BATON.」の文言が追加されていました。
「日本のお客さんはBATONで買って」という事でしょうか。BATONさんから発売予定ではありますが、現時点ではまだ売ってないんですけど…
送料が高く、到着まで時間が掛かるのは台湾からなので仕方ないとして、パーツ代は国内メーカーにパーツ注文するような低価格で買えていたので残念。


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時間と送料がそこそこ掛かるので、ついでに他のスペアパーツも色々注文していますが、欲しかったのはこの3点。
専用ライトとサイレンサー、強化セレクターレバーです。
ロングマガジンも欲しかったけど在庫が無いようなので予約だけしました。
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細長い専用サイレンサー。
スポンジが入っていて少し発射音が変わりました。写っている分以外にも大量にスポンジが入っています。
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問題無く本体に取り付けできました。
よく似た外見のサイレンサーが実銃でも使われています。
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フロントサイトの横に飛び出ているピンがサイレンサーに引っかかります。
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フラッシュハイダーを外す際はイモネジを外すのも忘れないようにしましょう。
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専用ライト、マウントセット。
サイレンサー同様、ライトとマウントもよく似た物が実銃に付いています。
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ライトはCR123Aを3本使います。
ここのネジが全然回らず焦りましたが、しつこく力を入れていると何とか開けられました。
一回開いてしまえば後はスムーズに回るようになりました。
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マウントは樹脂製で軽量です。
本物にもパーティングラインのような線がありますが、金属の方が丈夫に作れそうですし鋳物でしょうか?
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ライトの取り付けも問題無し。しっかり固定されるのでグリップから抜きづらい。
実銃の写真を見るとライトはもっと前に出ていたり、画像と同じ辺りで固定されていたりとバラつきがあります。
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リモートスイッチを固定するベルクロ等は付いていません。
接続部はL字に曲がらず、本物みたいにまっすぐ伸びてる方が使いやすそうに思える。
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ライトの明るさは800ルーメンとの事でかなり明るいです。
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ライトの後ろはMODIFY社のロゴとロシア語の刻印があります。
モデルになってるっぽいライトはAKのカスタムパーツやライト等が有名なzenit製のようで、本物も「ЗЕНИТ-2С」とか白文字で色々書かれています。
遠目に見ればそれっぽく見えるかも。
zenit社は最近、ロシアの銃用以外にAR15のパーツも作っているみたいですね。

刻印の意味を調べてみると上の「фонарик」はライトの事のようです。
真ん中の「Число」は数とか番号とかになるっぽい。英数字が続きますし型番みたいな感じなんでしょうか?
下の「Сделано в Тайване」はMade in Taiwanです。他の製品で「Сделано в России(Made in Russia)」は見た事があったのでこれは何となく分かった。
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パーツてんこ盛り状態。
変わった形の銃に変わった配置のライト。その割にライトの形はただの筒みたいなシンプルな物だったりする。
他の銃にはなかなか無い外観が魅力です。
ロングマガジンも早く欲しい…
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ライトやサイレンサーと違って地味だけど買っておきたかったのが強化セレクターレバー。
銃本体が流通し始めてしばらく経ち、元々組み込まれているセレクターレバーが破損したという話がちらほらと…
小さく薄いパーツですが亜鉛製らしく割れやすいようなのです。
強化パーツを出すくらいなのでメーカーも心当たりはあるのかも。
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交換するのは銀色のパーツ。この個体はなぜか一部パーツが赤く塗られている。
MODIFYの組み込み説明動画がyoutubeにあります。
英語で何と言ってるのかよく分かりませんが、ハンマーをコッキングし、セミオートで一回引き金を引いてから作業するみたいです(引き金を引く時はアッパーレシーバーを外した状態です)。
その操作をするとハンマーがカチッと少しだけ動きます。
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やる事はネジを外すだけですがレンチを回転させられないので面倒くさい。
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外したセレクターレバー。
写真だと伝わりづらそうですけど結構小さいパーツです(写っているマス目は1cm)。
これが亜鉛製なら確かに穴の周りは脆そうだ。
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「強化セレクターはスチール製だから磁石が付きます」という写真を撮ろうとしたら初期セレクターもくっついてきた。
君は亜鉛製じゃなかったのか…?

亜鉛じゃなくても形状や品質に問題があって割れるのか、途中で材質が変更されて問題解決していたのかどっちだろう?
外す前に初期セレクターに磁石を近付けた事はありましたが、すぐ近くのネジ等のスチールパーツにくっついたと勘違いして亜鉛だと思っていました。
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形状比較。
強化セレクターの形状は全然違うものになっていて、厚さは若干薄くなっていました。
もしかしたら初期セレクターの破損をそこまで恐れる必要は無かったのかもしれないが、強化セレクターの方が丈夫そうだし交換しても損はないでしょう。
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強化セレクターの取り付けもネジを締めるだけなので面倒だけど難しくはない。
組み込み後の操作感に大きな変化は無く、動作も問題ありません。

海外製なので破損したらそれまでになる可能性もあると思っていましたが、今のところはパーツ供給があるのである程度は直せそうですね。

追記
強化セレクター組み込み後、うっかりセレクターをセーフティにしたままコッキングしようとして気付いたのですが、セーフティだとボルトが全く後退しなくなっていました。
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この溝にセレクターがちゃんと引っ掛かるようになったっぽい。
セレクター交換前はセーフティでも多少ボルトが後退できていたので、全く動かない強化セレクターの方が状態が分かりやすくて良い。
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改めてセレクター周りを見てみると、外側のセレクターレバーは若干曲がって付いていました。
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セレクターはベアリング球がくぼみにはまって各ポジションで固定されています。
他の位置に移動する度にベアリング球を乗り越え、セレクターはさらにレシーバー側に曲がる事になる。
普通に操作してるつもりでも多少は指で押し込んでいそうでもある。
何が破損の原因になるかは分かりませんが、セーフティのままコッキングしてしまうのが一番やりそうで負担も大きそう。