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UMAREXのエアコキVP9です。4000円くらいと安かったので先日購入してみました。
ネットで少し調べると3年くらい前からあった商品で、最近まであまり注目されていなかったようですが今回生産された分はよく売れているみたいです。
陸自が採用したSFP9的なものとして興味を持った人も多いんじゃないでしょうか?(私がそれです)
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低価格の割には外観はしっかりしていると思います。
BLACKHAWKのホルスターに入るらしいので実銃と同等のサイズなんでしょう。
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箱に書いてある通りメタルスライドです。
刻印は入っているけどぼんやりした感じに見える。
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スライドは少ししか後退しません。リアルじゃないけどエアコキとしては遊びやすい。
残弾が無いとちゃんとスライドストップが機能します。
ブローバックはしないので最後の1発を撃った後、もう一回スライドを引くとスライドストップがかかります。
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右側のスライドリリースレバーはダミーで動かない。左利きとしては残念なところ。
レバー付け根のつまみがセーフティになってるので仕方ないか。
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グリップのサイズはガスブロのMサイズくらいだと思います。
側面のグリップパネルはフレームと一体で、後ろもサイズ変更用のパーツはありません。

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シリアルナンバーのプレートはしっかり別パーツで再現されています。
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スライド後端、リアサイト下のチャージングサポートという出っ張り。
コッキングは結構固いので活躍しています。
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コッキングインジケーターも再現されています。コッキングされていれば赤丸が見える。
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マガジン形状は本物風です。装弾数は11発。
錘が入っているようでそこそこ重い。
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多くのエアガンと同様にBB弾が少量付いてきます。
手持ちの0.2gBB弾での初速は57m/sくらい、画像の付属BB弾は軽いようで83m/sくらい出ました。
安めの海外エアガンなので個体差はあるかもしれません。
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私はオマケBB弾を使う事はあまりないのですが、今回は袋越しに見ても質が悪そうだったので試しに使ってみました。
試した装弾数分は問題無く撃てましたが、このVP9を含むどのエアガンの説明書にも「使うな」と書いてある類の弾です。
あまり使わない方が良いかも。

VFC製ガスブロのVP9と比較もしてみます。
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左がガスブロ、右がエアコキです。
形状は大差ないと思いますがエアコキの方がテカテカしている。
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銃口の形状とスプリングガイド先端も違う。
実銃の写真を見る限りガスブロの方がリアル。
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構造上仕方ないかもしれないけどスライドの後退量が全然違う。
それに合わせてスライドストップが引っ掛かる切り欠きの位置も変わっています。
「9mm×19」の刻印はエアコキには無い。

リアルさ勝負をすると分が悪いエアコキVP9ですが、ガスブロより実銃に近い部分もあります。
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ガスブロはフレームの一部のはずの部分もスライド側に入っています。
ここの構造はエアコキの方が実銃よりです。
フレームの一部がスライドに取り込まれてはいますが、それ以外の外観はガスブロの方が本物っぽいです。
ガスブロハンドガンでは邪魔そうなフレームの一部がスライド側に入ってたり、実銃だと樹脂製の部分が金属製になっている銃は多いですね。

さすがにガスブロと比べたら見劣りするのは当たり前(高いガスブロが負けてたら立場が無い)。
エアコキVP9は頑張っている方でしょう。

低価格と考えれば良く出来ているエアガンだと思います。
自衛隊ファンとしては、少し見た目は違いますが新拳銃のSFP9 M役でホルスターに入れておいたり、どんな感じの銃か試しに持ってみるのに丁度良い商品じゃないでしょうか?