あれこれ気ままにコレクション

YAHOOブログが2019年12月でサービス終了となったので移行してきました。 主に自衛隊関係のトイガンや装備品などを集めたり、たまに自作もしています。 ロシアの銃も好きで時々買っています。 製作依頼は受付していません。

MPL-1
KIZUNA WORKSの新作ガスガンMPL-1とPSZSサイレンサーを買いました。
KIZUNA WORKSは過去にPL-15KやAK系のパーツ等、主にロシア系の製品を発売しています。
MPL-1
前作PL-15Kと同じ日本仕様のマーキング版。PL-15Kはスプリングのテンションが日本向けに弱くなっているのがウリでしたが、MPL-1は商品解説にそういった表記は無い。
実際のところはMPL-1も弱めのスプリングが入っていると思います。
たぶんPL-15Kより弱いスプリングが入っていて、スムーズにコッキングできます。
アウターバレルがショートリコイルしない構造なのも影響しているかもしれません。
細かく性能を調べられる環境は無いので試し撃ち程度しかしていませんが、海外仕様バルブなのでしっかりガスを入れ、マガジンがある程度温まっていれば調子良いです。
日本仕様の注入バルブにすればもっと動けるようになるかも。
MPL-1
MPL-1
MPL-1は銃口にネジ切りがされ、サイレンサーが付いても照準ができるようハイサイトが付いています。
このモデルはロシア国家親衛隊の特殊部隊SOBRで使用され始めているそうです。
ロシアのサイトを機械翻訳で読んでみたりするのですが、PLシリーズは良い評価が多くかなり期待されているようです。
個人的にはネジ無しで普通のサイトが付いたMPLの方が好みなんですけど、やっぱり特殊部隊とかで使用例がある方がトイガンは売れるんでしょうか?
MPL-1
MPL-1
同じKIZUNA WORKSのPL-15Kと並べてみる(PL-15Kは塗装したので外観が純正状態ではありません)。
MPL-1はPL-15Kよりスライドとグリップが長く、ネジ付きバレルとハイサイトも相まって大型拳銃という印象。
グリップが長い分MPL-1の方がマガジンも長いです。
PL-15の発展形なだけあって外見はそっくり。
パーツリストを見た感じでは内部構造もそっくりで、実際に検証したわけではありませんがほとんどのパーツは互換性がありそうです。
MPL-1
MPL-1
スライドとアウターバレルに刻印が入っています。
PL-15Kと同じでガスガンとしてのシリアルナンバーではなく、カラシニコフ社が公開している個体が再現されているみたいです。
ガスガンでは白い刻印ですが、実銃は黒っぽい色でもっと深く掘られているように見えます。
また、同じナンバーの実銃はフレームのセーフティ下辺りにもシリアルナンバーがありました。
実銃のフレームがアップで写った写真だとポリマーフレームにあるパーティングラインは見当たらず、金属製品の切削痕のような線が見えます。PL-15から変わらず金属フレームのままなのかな?
MPL-1
MPL-1のアウターバレルはチャンバーに固定されショートリコイルしない仕様。
アウターバレルが動かなくてもスライドが後退できるよう、常に一段下がった位置にあります。
リアルさは犠牲になりますが、ガスブロで大型サイレンサーを付ける場合はこうしないとまともに動作しないかもしれません。
MPL-1
MPL-1
可変ホップアップ機構も変更されていて、横からダイヤルを回す仕様になっていた。
見やすいように画像の状態にしただけなので、ホップ調整だけならフレームからスライドを外した段階でできます。
PL-15Kを同様の機構にするパーツも発売されました。MPL-1
MPL-1
レバー類の配置はPL-15Kと同じですが形状が変わったりしています。
PL-15Kは左側のスライドストップとセーフティだけ出っ張っていたのが、MPL-1では右側も出っ張りました。
マガジンキャッチの見た目は変わっていませんが、マガジンの着脱はMPL-1の方がスムーズに行えます。
MPL-1
ガスガンとしての大きな変化はスライドストップがアンビ化した事ですね。PL-15Kでは右側が外見だけ再現され機能していなかった。
MPL-1ではちゃんと動くようになりました。

個体差があるかもしれませんが、この個体はスライドストップが解除されやすいです。
レバーを少し下げただけでスライドが前進するので、毎回ではありませんがマガジン(弾入り)を差した衝撃でスライドが前進してしまう事がありました。
MPL-1
MPL-1(右)のグリップは丸っこくなり、PL-15Kよりも少し前後幅が抑えられていると思います。
人によって好みが分かれる部分だと思いますが、個人的には全く別の銃のようにMPL-1の方が握り易く感じます。
グリップパネルのチェッカリングとフレーム前面のテクスチャのグリップ力もMPL-1の方が良いですね。
MPL-1
MPL-1
アウターバレル先端は14mm逆ネジ仕様。
11mm正ネジの内ネジに変換アダプターが付いているだけなので、付けたい物や見た目の好みで簡単に変えられる。
MPL-1
MPL-1
PL-15Kでは窪みがあるだけだったサイトはホワイトドットが入っています。材質はプラスチックから変わっていません。
MPL-1
MPL-1のサイトはPL-15Kと比べるとかなり背が高いです。
スライド形状も上部が細くなっていくPL-15Kに対しMPL-1は真四角でゴツく感じる。
今のところ日本でMPL-1の専用ホルスターは売っていないと思いますが、汎用ホルスターに入れるにしてもハイサイトが邪魔になるかもしれませんね。
MPL-1
PSZSサイレンサーは全長187mmとかなり長いです。
重量は250gでガスブロハンドガンのマガジンくらいの重さがあります。
MPL-1
サイレンサー自体のネジは14mm逆ネジ。そこに11mm正ネジの変換アダプターが付属しています。
MPL-1用としては銃にも変換アダプターが付いているので1個余る。
鉄製のしっかりした変換アダプターなのでそのうち他で使えるかもしれない。
MPL-1
中にスポンジは入っていないダミーサイレンサーです。
内径は28.5mmとされているので、サイズが合えばスポンジやトレーサー等を入れられます。
MPL-1
MPL-1
MPL-1に付けると全長390mmくらいになり拳銃としてはかなり長いです。
サイレンサー付きの銃は好みじゃないのですが、実際に目の前にあるとこれはこれでカッコイイですね。
この状態で1kgくらいの重量になったわけですが、個人的には重さはあまり気にならないです。
サバゲー等で長時間携帯していれば+250gが効いてくるのかもしれませんけど。

サイレンサー取り付け時、ネジが緩みやすくて付けづらかったです。
正ネジ側を締めようとすると逆ネジが緩み、逆ネジを締めると正ネジが緩んで訳が分からなくなってきます。
取り付け後もしっかり締めたつもりが振動で緩んだりしたので、ネジロックやOリングなどで対策した方が良さそうです。
MPL-1
PSZSサイレンサーを付けるとハイサイトでも少し頭が出る程度。
普通に構えればサイレンサーはリアサイトに隠れてほぼ見えず、銃にかなり顔を近づけなければ画像のような見え方になりません。
MPL-1
ショートリコイルしない構造のおかげで重いサイレンサー付きでも動作は問題ありませんでした。
ただ、バレル先端が若干太くなっているとはいえネジ部分は薄いので、この重いサイレンサー付きで動作させてると強度面で不安になります…

マガジンキャッチはPL-15Kと同じ構造なので左右入れ替えできます。
左利きには嬉しい仕様なのですが、PL-15Kは左仕様にするとマガジンキャッチを削らないとマガジンが入らなかった。
MPL-1
MPL-1のマガジンキャッチはマガジンを保持する出っ張りが小さくなり、無加工でマガジンが差せるようになっていました。
MPL-1の方がスムーズにマガジンを着脱できるのはこれのお陰か。
最新ロットだとPL-15Kのマガジンキャッチもこの仕様だったりするんだろうか?
MPL-1
アンビ化したスライドストップ辺りはこんな感じに変化していた。
PL-15Kだと左右スライドストップはシャーシに固定されたネジで抜け防止されている。
MPL-1はシャーシの下で左右スライドストップがネジで結合されています。
MPL-1
後ろの構造はほとんど変わってなさそうです。
MPL-1
ただ、スライドを外して写真を撮っていて気付いたのですが、MPL-1は左右セーフティレバーを結合してるネジが飛び出ている。
限界まで締めても画像の位置までしか締まりませんでした。
PL-15Kだとネジの先は穴が貫通していたのですが、MPL-1は貫通していないのが原因っぽいです。
MPL-1
スライド後退時や外すときにネジが当たったようで傷が付いていました。
動作に影響が出てるようには感じませんでしたが、気にはなるのでネジを短くするか奥まで入るように加工するかも。

スライドを外したりしたついでに少し遊んでみました。
KIZUNA WORKSのサイトでMPL-1とPL-15Kの前後サイトは兼用となっているので入れ替えてみます。
MPL-1
背の低いサイトにして銃口のネジも外せば普通のMPL風にできるかと思ってちょっと期待していた。
MPL-1
やってみるとサイトの取り付けは問題無くできましたが、スライド幅に対してリアサイトが細くなんかカッコ悪い…
MPL-1
こっちは逆パターン。
MPL-1
短めのスライドにデカいサイトがそびえ立っていてバランスが悪い気が…
こっちも好みではないな…
MPL-1
PL-15KにもPSZSサイレンサーは付けられますし、MPL-1のちょっと長いマガジンも使えます。
MPL-1のマガジン使用時に隙間を埋めるスペーサーも発売されています。
MPL-1
この状態だとサイレンサーの重さでアウターバレルが限界まで下を向いてしまい、チャンバー部分がスライド上に少し飛び出てます。
スライドを引くとガリガリ擦れてる感じがしました。アウターバレルの動きも悪いです。
傷だらけになったり変形したりしたら嫌なのでガスで動作は試していませんが、この仕様で使うならMPL-1と同じ機構にするバレルを買った方が良いんじゃないでしょうか。

MPL-1は実銃同様にPL-15の改良型みたいなガスガンだと思います。
日本のフロンガスでも結構動きますし、バリエーション展開や完全新作をKIZUNA WORKSに期待しています。

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何年も前に買ったものを最近発掘したのでネタにします。
大昔の自衛隊の放出品として入手したM1カービンのスリングとオイラーです。
M3グリースガンでも同じ物が使われていますね。
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スリングの前後に桜マークがあり、片方は銃に付けると隠れる位置にあります。
スイベルが当たっていたであろう部分は傷んでいます。
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米軍仕様では金具に刻印があったり無かったりするようですが、この個体はどの金具にも刻印は無い。
スリング先端の金具も米軍仕様では数種類あり、C型の金具は旧式になるようです。
自衛隊仕様の新旧はよく分からないのですが、D型の金具が付いているタイプの写真は見た事があります。
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銃に付けたら隠れる部分は亀の甲ホックが黒いです。
他の銀色の金具類も剥げてしまっただけで、最初は黒かったんじゃないでしょうか?
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こっちはオイラー。整備用の油を入れる缶ですね。
M1カービンではオイラーがスリングスイベル的な役割を持っています。
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M1カービンのストック後部に縦長の穴があり、ここにオイラーを入れてスリングを引っ掛ける。
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M1カービンが無いので伝わりづらそうですけどこんな感じで使われます。
オイラー単体では簡単にストックに入るらしいのですが、スリングごととなると滅茶苦茶キツイらしいです。
折り畳みストックのM1A1やM3グリースガン(A1じゃない方)にも同じオイラーを付ける場所があるが、スイベルは別にあるのでスリングを引っ掛けたりしません。
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このオイラーもスリング同様に実際に使われていたようで、スリングの上下だけ見事に銀色になっている。
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フタを開けるとこんな感じ。
ブラシとかは付いておらず、ただの棒です。
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オイラー内のパッキンは革製とゴム製があるそうです。
この個体は革製っぽい。
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オイラー本体は底に刻印があり、フタの方に刻印などは無い。
オイラーの刻印は自衛隊らしい桜マークとかではなく、入手した当初は「米軍放出品かな?」とか思ってたような気がします(あまり覚えてない)。
今見たら豊和工業のマークだよな、とすぐに気付いた。ミリタリーオタクとしての成長を感じますね。

豊和工業が作ったM1カービンは民間用だけで、警察予備隊や自衛隊で使われたM1カービンは米軍供与だと思っていたのですが、ウィキペディアでは豊和工業で自衛隊向けに5000丁製造されたとある(情報の出典は海外サイトでした)。
他にも自衛隊のM1カービンについて検索していたところ、空自の広報施設「浜松広報館エアパーク」のサイトでM1カービンの解説を見つけました。
「航空自衛隊の初代主力小銃」として紹介されていて、「第2次世界大戦後、米国での生産が終了していた米軍のM1騎銃の整備、部品交換や自衛隊のM1騎銃の整備と製造を豊和工業が担当しました。」とされている(M1騎銃はM1カービンの事)。
自衛隊向けM1カービンの日本語の情報が全然見つからないのですが、空自の広報が作ってたって言うんだから信じよう。

豊和工業マークのオイラーも米軍のM1を整備したり、自衛隊向けを製造してる中で作られたのかな?
せっかくスリングやオイラーを持ってるんだから、いつかM1カービンのトイガンも欲しい。

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買ってから時間が経ってしまったのですが、自衛隊員のフィギュアを買っていました。
主にアニメやゲームキャラクターを製品化しているfigmaというシリーズの商品です。
模型店のメルマガに載っていて、普段フィギュアは買わないけど気になって買ってしまった。
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中身はこんな感じ。フィギュアの身長は16cmくらいです。
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最初は握りこぶしが付いています。
何種類も手のパーツが付いているので色んな状況が作れますね。
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小さいですが陸自の迷彩2型がしっかり再現されています。

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88式鉄帽の形状やあご紐もそれっぽく出来ています。
黒のアイウェア装備なので、複数体並んでてもあまり違和感は無いと思います。
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重装備なわりによく動きます。
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もちろん89式などの銃も付属しています。
これは完成品の方で、商品解説では組み立てキットが精巧さ重視となっているが完成品も全然悪くない。
二脚無しの形で作られています。
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これは組み立てキットの方。
昔作った事があるリトルアーモリーシリーズと同じ物で、画像もその時作ったものです。
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フィギュア付属の89式は折曲銃床式のパーツも追加されていました。
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89式の出来も良かったけど9mm拳銃も凄い。
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拳銃はホルスターに挿し込めるようになっている。
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付属の銃パーツは実物サイズのガスガンと並ぶとこんな大きさです。
小さい模型とか好きなのでこれだけでもテンション上がります。
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右手のパーツが凝っていて、引き金に指を掛けている物と掛けてない物がある。
不用意に引き金に触れたら怒られますもんね。
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関節がよく動くので結構自然に銃を構えられる。
さすがに本物の人間の構え方を完全再現はちょっと無理があった。
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お手本みたいな構え方より、腕とか足を開いた派手なポーズの方がカッコイイですね。
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膝撃ちもちゃんと出来ます。
とはいえ訓練の写真で見られるような脚の角度は厳しい…
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脚使用の伏撃ちは腕の下に台がないとキツイ。
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拳銃も違和感なく構えられます。
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ちょっと姿勢が悪いけど担え銃。
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別売りのリトルアーモリーのAKMを持たせて、モンゴルで行われたPKO訓練時の陸自隊員っぽい装備に。
AKMのグリップが89式より細く、持たせるとグラグラしました。
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リトルアーモリーシリーズにM3グリースガンと9mm機関拳銃セットもあったので買ってみました。
9mm機関拳銃は「レ タ ア」の刻印まで再現されています。
この2つはグリップが太く、特に9mm機関拳銃は手を無理に広げないといけないので持たせるのはやめました。
M3のグリップはまだマシですが、ストックを折りそうなのでこちらも断念。

フィギュアの出来は良いと思うので、旧迷彩やOD作業服の自衛隊員フィギュアとかも発売してほしいですね。
ただ、普段フィギュアを買わない者としては出来に不満は無いのですが、定価で税込15950円は高く思えてしまう。
付属品が多かったり、凝った印刷で迷彩を再現してるようなので仕方ないのかな…?

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ハートフォード製モデルガン、プロテクター・パームピストルを買いました。
昔何かで解説を見て形が好きだった銃。
説明書に解説がありますが、1882年にフランスで製造が始まったかなり昔の銃です。
複数あるモデルの中で、1890年代にアメリカのシカゴ・ファイアアームズ社で生産された.32口径の7連発仕様がモデルガン化されています。
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全然銃らしくないですよね。
ネタ銃みたいですけど、隠し持つために真面目に考えられた形状や機構になっています。
全長130mm程度と小さく、銃全体を握って中指と薬指の間から銃身を出すかたちで使います。
モデルガンは黒色ですが、実銃はニッケルメッキの銀ピカ仕様がほとんどだったそうです。
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この銃の上下は箱のイラストが正解らしいです。
とはいえ逆向きで持っても持ちづらいとは思わず、特に問題無い気がしました。
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いかにもピストルという感じの銃と比べるとかなり小さいです。
主にHW樹脂と亜鉛ダイキャスト製で、重量はカート込みで約275g。銃にもよりますがガスガンのマガジンくらいの重さ。
海外サイトで実銃の解説を読むと、全長4.5インチ(11.43cm)のモデルが銃のみで10.5オンス(297.67g)とされていたので、モデルガンの重さは実銃に近いっぽい。
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普通の銃のようなトリガーは無く、この部分がトリガーになっています。
親指の付け根あたりで押す感じです。

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銃身の上にあるのはセーフティ。こっちの方がトリガーっぽい見た目をしている。
銃を握れば自然に押すので、普通の銃のグリップセーフティに近い?
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刻印もしっかり入ってます。
メーカーのサイトに記載されていますが、本来「PROTECTOR」の部分は商標を考慮してPが抜かれています。
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右側面は回すと外せます。
これで独特な形状のシリンダーを取り出せる。
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シリンダーはABS製で、他の部品と接触する部分は金属製になっている。
本物は鉄の塊でしょうから重そう。
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シリンダーに入るカートはかなり小さいです。
実弾だと先端に弾頭が付きます。
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弾はシリンダーの外側に向かって放射状に装填されます。
右のカートはわざと飛び出させて撮影したんですけど、説明書によると左は奥に入りすぎだったようです。
正しい使い方をしましょう。
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シリンダーを外して内部のメカを見てるだけでも面白いです。
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トリガーを押すと、トリガーに繋がった部品がハンマーを後ろに倒し、最後まで押すとハンマーが解放され撃発。
すごくシンプルな作り。
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シリンダーの回転もトリガーに付いた部品に押されているだけです。
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セーフティを押さずに撃とうとすると、シリンダーが引っかかって回れなくなります。
シリンダーが動かなければトリガーも動けません。
どれも単純な仕掛けなんですが、これを考えて形にする人って凄いですよね。

ハートフォードは他が作らなそうな銃も製品化してくれるので新製品も期待しています。
プロテクター・パームピストルの銀メッキ仕様とかも欲しいんですけど、HW樹脂だとメッキは難しいか(そもそもこの銃でバリエーション展開しないか?)

最近単純にネタが思いつかなかったり、入院してバタバタしたりで当ブログ最長放置期間を更新してしまいました…

何年か前に買い始めて以来、自衛隊関係の記事がある昔の雑誌をときどき探して買っています。
今回見つけたのは古い毎日グラフの1958年1/5・1/12合併号。
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時代を感じる表紙ですね。当時の値段は100円。
ミリタリー関係の雑誌ではないので見開き2ページだけ自衛隊関係の記事があるのですが、これが現在ではもうやらなそう事をやっていて面白い。
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自衛隊がウサギ狩りをやっています。
北海道の豊平町での出来事で、農家の人たちが作物を荒らす野ウサギ狩りを自衛隊に頼んだとの事。
明確な時期は記載されていませんが、この雑誌が昭和33年1月12日発行となっているのでそれ以前の撮影ですね。
自衛隊が昔トド駆除をやった事は知っていましたが、ウサギ狩りは全然知らなかった。

記事では「北部総監部第7混成団真駒内駐屯部隊の精鋭たち」「千四百人の大部隊」とされており結構な大作戦のように思えます。
三方から囲んで缶を叩いて追い立て、こん棒を使って仕留める作戦だったようです。
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参加した隊員の写真を見ると銃は使わなくても弾納は装備しています。
作戦の成果は「四時間後には十四羽がつかまってしまいました」「千四百人の自衛隊のおじさんたちは十四羽をウサギ汁にして、大戦果だと喜びました」とあります。
どのくらいウサギが居たのか、畑を荒らされることが無くなったのかまでは書かれていませんが、大戦果と認識されているので作戦成功だったのかな?

記事中に登場した「第7混成団」について、今は見ない名前な気がするので調べてみると1955年(昭和30年)12月に真駒内駐屯地で発足した部隊で、1962年(昭和37年)8月には「第7師団」に改編されていました。そりゃ見ない訳だ。
第7混成団として活動した期間は短いですが、第7師団は今も北海道を守っていますね。
ちなみに「豊平町」は1961年(昭和36年)に札幌市に編入、廃止されていました。
第7混成団と豊平町はどちらもウサギ狩りの数年後にその名前が無くなっていたようです。

古い雑誌には現在インターネットで調べても出てこない情報があったりします。
今後も面白そうな雑誌を見つけたいです。

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