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自衛隊のシャベル覆い3種類。
左はシャベルが二つ折り時代の覆い、他は三つ折りになってからの物。真ん中のタイプは迷彩仕様がすぐ登場してあまり使われなかったようです。
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旧型のシャベル用の覆い。初期の物は亀の甲ホックの取り付け部分などが革製でした。
二つ折りシャベルは背負うのが一般的だったそうですが、覆いには革製ホルスターや旧型の救急品袋と同じ金具が付いていて、弾帯に付けられるようになってはいます。イメージ 2
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シャベルが三つ折りになって以降の覆い。
OD色の方は入手した時点でボタン破損、アリスフック両方無し、金具は錆びだらけと重傷でした。市販のボタンとアリスフックで修理したので少し外見が変わっています。イメージ 7
元々付いていたのは下のボタンで矢印の方に引っ張らないと開きません。この「OPEN」と書かれたボタンは89式用スリングの肩パッドや銃袋なんかにも使われていますね。
迷彩覆いでは亀の甲ホックに戻っていますし、このボタンは評判悪かったのでしょうか?


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OD色と迷彩仕様ではボタン以外はあまり変わらないようで、どちらも内側は黒いプラスチックでガードされています。これが無いとシャベルのフチで切られそうです。
OD色の方はボタンの周りも補強されています。
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シャベルを収納した状態。
背負うのが普通だったらしい旧型は弾帯に下げたら邪魔になりそう。3つ折りになってかなり小型化、これなら背負わなくていいですね。