だいぶ前の事ですが、ニュースか何かでネパール軍を見たときに陸自の旧迷彩に似てるなぁと思った事がありました。
イメージ 3
Googleによると自由に使っていい写真らしいので使わせてもらいます。
右側に写っているのがネパール軍の方々なんですが、陸自の旧迷彩に似てません?

たまに思い出してはネパール軍の迷彩物を探していて、今回迷彩キャップを入手できました。
イメージ 2
左がネパール軍のです。
こうやって比べてみたくて探していたんですが、やってみるとそんなに似てないかも。迷彩パターンは似てるけど色がだいぶ違う。
イメージ 1
ネパール軍キャップはプラスチックか何かの薄い板が入ってます。こんな構造と知らなかったので掴んだときビックリしました。
型崩れ防止だと思いますが、この板が折れ曲がってしまっていてキャップが変な形になってしまう。
あと黒い生地に当たってカサカサうるさいです。

ネットで「ネパール軍 迷彩」などと検索すると、けっこう前から似てると思っていた人が多かったみたいですね。似てる以外にもコピーという声もある。
Camopediaというサイトにネパール軍迷彩の情報があるみたいなので見てみました。
英語表記だったので翻訳サイトを使って読んでます。私は英語が全然分からないので間違って理解しているかもしれません。

Camopediaのネパール軍のページを見ると、最初に出てくる画像がなんと自衛隊の旧迷彩。それがネパール軍初の迷彩で、輸入した生地で作った迷彩服を空挺隊が使っていたらしい。
自衛隊迷彩とネパール軍の意外な関係にビックリ。
ネパール2番目の迷彩は旧迷彩パターンのコピーという事になっているっぽい(見比べたら丸パクリではありませんでした)。品質管理が上手くいかなかったようで色合いは再現できなかったそうです。
90年代には新しい迷彩が2種類作られたようです。従来の色違いと新しい迷彩パターンっぽい。

2019 3/6追記
物凄く今さらですがCamopediaの最初の画像は、よく見たら手元にある旧迷彩生地と微妙に迷彩パターンが違うようでした。
1枚目の画像の時点で陸自旧迷彩にネパールのアレンジが入った仕様?それとも当時の旧迷彩は若干違う模様だったのか?
Camopediaの画像が何を撮影した物なのか分からないので何とも言えませんね。

イメージ 5
Camopediaの画像と全く同じ色合いにはどれも見えず、家にあるキャップがどのタイプなのかイマイチ分からない。
2番目に出てくる画像のタイプが近い?

迷彩のコピーとされている迷彩は比べてみると全く同じものではありませんでした。しかしCamopediaのサンプル画像と旧迷彩をひたすら見比べていると、だんだん何がどうなっているのか分かってきました。
ネパール軍の迷彩は旧迷彩と模様と配色がそっくりな部分、模様は似てるけど色が違う部分、色も模様も全然違う部分など色々混ざってるみたいです。
イメージ 4
ネパール1 - コピー
上の画像は陸自の旧迷彩です。下はCamopediaのネパール軍のページからお借りした画像です。
旧迷彩はCamopediaの画像に似た部分を写しました。真ん中辺りの黒と茶色の模様から右上辺りはよく似ていると思います。
ネパールの迷彩は旧迷彩の子孫になるのかな?

ネパール人が昔の自衛隊の写真を見たらネパール軍に見えるんでしょうか?