旧迷彩は一般的に色合いの違いで「前期型」と「後期型」で分けられていると思います(通称で正式なものではありません)
私が旧迷彩を集め始めたとき、違いを文章で説明されてもイマイチ分かりづらかったので画像で比較してみました。ただ、細かい色合いは生で見ないとやっぱり伝わらないと思います…
あとは今まで集めた旧迷彩物を改めて見ていると、色々新しい発見もあったのでそちらもネタに。

前期型
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中古なので色落ちしていますが1979年製の前期型。
他国の迷彩と比べると明るい色で変わった迷彩と思える。ソ連が攻めてくるかもしれなかった北海道の植生に合わせた色合いらしいです。
新しい迷彩が使われている現在では「旧迷彩」や「熊笹迷彩」などと呼ばれています。私は言いやすいので旧迷彩派。
迷彩パターンではなく迷彩服としては「迷彩服1型」になります。

後期型
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80年代後半から使用と紹介される事が多い後期型。実際は80年代前半にはあったとも聞く。
これは未使用の生地なので色落ちとかは無いと思います。
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前期型と比べると黒の違いが分かりやすい。後期型は少し焦げ茶っぽくなっている。
後期が白っぽく写っていますが、実際はここまで色の差は感じないと思います。

防衛庁共済組合品
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いつ頃の製品かは分からないのですが共済組合の迷彩服。中古だけど状態は良い。
なぜか品名のところに名前か何かが書いてあったので一応消しています。
中古の前期型と比べるとほんの僅かに黒が茶色っぽい気がするが、後期型と比べれば完全な黒寄り。
前期型迷彩服のポケットの内側等、色落ちせず無事な部分の色と見比べると、各色ともほぼ同じなので色落ちしてない前期型なのかも。
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前期・共済・後期で並んでるんですけど写真だと違いが伝わるか分かりませんね…

ノーアイロン生地
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PX品のノーアイロン生地の物。若干テカりがあるというかツルツルした感じの生地です。
これは黒の部分がかなり茶色っぽく、どちらかというと黒っぽい茶な気がする。
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ノーアイロン・後期型で並んでいます。
質感の違いは分かりそうですが、色合いは伝わらなそうです。ノーアイロンを生で見たら黒はもっと茶色く見えると思います。

PX品生地
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色が暗く、薄手のPX品生地で、今のところは安く売っているので入手しやすい旧迷彩。
全く同じ生地ではないと思いますが、こんな感じの色のPX品迷彩服もあったそうです。
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迷彩パターンは官品の生地と似ていますが全体的に微妙に違っている。
個人的には模様より色の違いの方が気になる。
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PX生地と同じ迷彩パターンのリュックや、やたら黄色い生地の装備品もあります。

2021 4/25追記

他の中古装備品を見て気付いたのですが、ホルスターの方は色落ちして黄色っぽくなったのかもしれません。

初期型
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初期タイプとして入手した物。一般的な呼び方が分からないので、ここでは初期型としておきます。
かなり使い込まれているので色落ちはしているはずですが、それでも前期後期よりも色が暗め。
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残念ながらタグが無いのでいつ頃の物か分かりません。タグは裾の辺りではなく、左の胸ポケットの裏にあったようです。
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元から付いていた物かは分かりませんがボタンは全部茶色い物になっています。

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この迷彩服は長いこと色が違うだけだと思っていました。しかしよく見ると前期や後期と迷彩パターンも違っています。
どんな理由があって模様が変わったんだろう?
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これも初期のタイプらしいのですが、家にある物ではスイカなどと呼ばれている古いタイプの鉄帽覆いと64式小銃ケースに使われている生地。
どの色も他とくっつかないようにすき間がある。小銃ケースの方は茶色が少しズレているのか一部緑とくっついてしまっている。
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これも後のタイプと比べると色が暗い。
上の生地は後期型です。
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模様がくっつかないようになってる以外は初期型迷彩服のパターンに似ている。

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このスイカ鉄帽覆いは内側を1周している生地と頭頂部の丸い生地が、なぜか外側の生地と違うタイプが使われています。
色合いから初期型迷彩服と同じ生地かと思っていたのですが、改めて確認してみると新しい発見がありました。
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鉄帽覆いの内側1周の模様です。
丸くなっているのでちょっと分かりづらいかもしれません。
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ひたすら同じ模様を迷彩服や生地から探していくと、大体この辺りが使われていました。
そんな作業をやって分かったのですが、この鉄帽覆い内側の生地は前期・後期・初期・PXのどの迷彩パターンでもないっぽい(私が持っている物の中での話です)
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この穴の開いた黒い模様とすぐ横の茶色は前期や後期の方にしかない。
初期型はこの辺の模様が結構違う。
しかし黒い模様より上の方は初期型の方に似ている。
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黒い模様の中に隙間なく緑が詰まっていたり、この辺は初期型の方に似ている。

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穴の開いた緑の模様は初期型にしかない。
どっちの特徴も持った生地があったのか?ぜひこの生地全体の模様を見てみたい。

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昔の自衛隊の装備を見たいときは古い本が大活躍です。
この毎日グラフは1970年の物。当然装備は古い物ばかり写っていて、迷彩服も初期のタイプが写っています。
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これはこの本の1ページ。左の隊員さんは私が持っている初期型迷彩服と同じかなーと思える。模様は同じっぽいです。
あと、この隊員さんはOD色の鉄帽覆いを使ってる?
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これも毎日グラフから。この隊員さんの迷彩服はスイカ鉄帽覆いや小銃ケースの生地と同じタイプっぽい。
よく見るとベルトも迷彩生地のものを使っているみたいです。

毎日グラフに限らず、古い自衛隊モノの本は旧装備の資料としてとても優秀だと思います。
ネットで探すだけでも意外と見つかり、安く売っている物も多いので古本集めも面白いです。

2021 4/17追記
今日、なぜかこの記事のアクセス数が激増していて久々に読み返していました。
この辺も旧迷彩の仲間かな、と思う物が増えていたので今さらですが追記します。
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MA-1タイプのジャケットに使われていた旧迷彩っぽい迷彩。
色合いは似ているけど模様は結構違います。
ヤフオクにこの生地の作業服が出品されていた事があるので、もしかしたらこの迷彩も訓練等で少しは使われていたのかも。
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サイズ表記や付いてるタグはPX品の旧迷彩作業服と同じですが、なんだかよく分からない迷彩生地の服。
生地以外は旧迷彩作業服と同じ作りです。
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旧迷彩と比べると色が明るめ。この迷彩が使われている写真などは見た事がありません。
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中間迷彩(通称。正式な名前はあるんでしょうか?)
迷彩2型採用前に存在したそうで、旧迷彩の模様で色だけ迷彩2型になったような感じです。
たまたま中間迷彩生地が使われているペンケースを持っていたのですが、気付いたのは入手から4年以上たってからでした。
当記事で旧迷彩生地を見続け、迷彩パターンを何となく覚えているときにペンケースの画像を見て偶然気付きました。
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ポケットが付いているので分かりづらいですけど、旧迷彩だと赤枠の辺りの部分が使われています。
ただの旧迷彩の色違いではなく、若干模様もかわっているようでした。