先日FN M1900のエアコッキングガンを買ってみました。
たまたま店頭で見かけ、6500円程で出来が良さそうだったので気に入って購入。
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韓国のACROというメーカーの製品。
ダミーカートが入りそうな空間はあるだけで付属してないみたいです。
名前の通り1900年に登場したかなり古い銃で、量産された物としては初のスライド式自動拳銃だとか。
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説明書は付いてるけど韓国語なので全然読めない。
シンプルなエアコキなので読めなくて困ることは無いと思いますが…
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日本語版ウィキペディアでは実銃の全長164mmとなっていて、このエアガンもほぼそのサイズです。
他の言語だと172mmとなっていたりするので正解が分からない。
どちらにしても小さめの銃です。

安めのエアコキですけど外観は良い感じだと思います。
塗装して本物っぽい質感にしたら面白そうと思って欲しくなってしまった。塗装は苦手なので買って満足して終わるかもしれませんけど。
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しっかり刻印も入っています。
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なかなか豪快なパーティングラインがあります。
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スライドとフレーム後部の見た目は実銃とだいぶ違うみたいです。
構造が全然違うのでこういうのは仕方ないですね。DSC08892 - コピー
上下二連みたいですが下が銃身です。
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スライドはこのくらい後退します。銃身にも刻印がある。
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実銃ならここから排莢される。
左利きの私が現在よく見かける構え方をすると親指で塞ぎそう。
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マガジン形状は本物風です。小さいので9発しか入らない。
面白いのはカート風パーツが入っている点。塗装かと思ったら金属パーツでした(真鍮製?)。

18歳以上用となっていますが、0.2gの弾で初速45m/sほどでした。
あまりパワーは無いですね。

もし塗装するなら分解も必要でしょうから挑戦してみます。
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とりあえず、どんな風に外れるか予想出来たリアサイト周りを外してみました。
中が見えるだけでスライドは取れたりしないので外す必要はないかも。
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他に分解につながりそうな物が無いのでフレームのピン2本を抜いてみる。
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それだけでスライドと中のメカがごっそり抜けました。
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各パーツはネジ等で固定されていないので、押したり引いたりで簡単にバラバラになっていきます。
こうやって完成形を見ると簡単な作りと思えますが、最初に考えて形にする人って凄いですよね。
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チャンバーもグニャグニャ広げたら外れました。
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アウターもインナーも無く、このプラパイプがバレルみたいです。
てっきりアウターバレルだと思ってました。
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グリップに隠れてるピンを抜くとマガジンキャッチが取れました。
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セーフティレバーは内側の金属パーツで固定されている。
これがかなりしっかり留まっていて、フレームが割れたら嫌なので分解は諦めました…
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ランヤードリングとマグキャッチ基部辺りも外し方がよく分からない。
ランヤードリングは引っ張ると少し浮いたが、それだけじゃ外れなそうでした。
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セーフティレバーやランヤードリングの材質が気になって磁石を近付けたら、フレームやスライド等の樹脂製パーツの方にくっ付きまくるので驚いた。
かなり軽いエアガンなのでそんな感じはしないけど、一部のトイガンで使われていたようなHW樹脂なのかな?
強度は期待できなそうですね。

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塗装とかしてみようと思って買ったものの、イジっているうちに素の状態でも全然悪くないと思えてきてしまった。
このままで良いかな?

こういう古い銃は日本メーカーにももっと作って頂きたい。
とはいえ、やっぱりグロックとかSIGとかじゃないと採算が取れないんでしょうか…