TOP製の64式小銃、刻印は陸自仕様です。
貴重な64式のトイガンですがストックの形が違う、グリップが太いなど実銃と違う点が多く、HF製のモデルガンと比べると評価はイマイチのようです。
我が家の64式はリサイクルショップ出身で商品説明からは「傷が多い、モーターが空回りする、ジャンク品」くらいしか分りませんでした。




分解するとインナーバレルが交換してあり、メカボのギアは歯が消し飛んでいました。前のオーナーはボロボロになるまで色々部品を交換したりしながらサバゲーで使っていたみたいです。
私は私で 、元々付いていたストックを実物に近い形状の個人製作品に交換、二脚の脚止め軸もすてんがん工廠の製品に交換しました。
壊れていたギアも交換して弾が撃てるようになっているものの、かなり弾速が遅いです。 現状ならマルイの電動ガンBOYsと互角に戦えると思います。


89式小銃と同様に二脚付きです。左右に大きく傾けることもできます。
89式の二脚と違い、銃身を挟むのではなく銃身に通してあるのでワンタッチで外せません。


特徴的な可倒式のサイトは再現されています。実銃では倒れやすいそうで良い評価は見かけません。
ショルダーレストも可動します。二脚付きで7.62mmでショルダーレストもあるとブローニングのBARみたいですね。


これまた特徴的な64式のセレクター。操作性の評判はよろしくないですね。
時計のリューズという表現を見た事がありますが本当にそんな感じです。外側に引っ張りながらじゃないとセレクターが回りません。
自分で操作しない限り撃てる状態にはならないでしょうし、安全ではあるかもしれません。
この電動ガンも同じ構造なので「引っ張りながら回す」を体験できます。評判通り使いやすいとは思えませんでした…
セレクターは元はプラスネジで固定してあり、実物とはだいぶ違う見た目でした。なんだかカッコ悪かったので実物っぽく改造してあります。


ネジを長い物に変更、パテで作ったフタが増えただけの単純構造です。
ちょうどいいマイナスネジが見付からなかったので、プラスネジをパテとヤスリでマイナス化させました。
これだけ見るとカッコ悪いですが、銃に付けると印象はだいぶ変わると思います。
この電動ガンを買ってから64式用のマウントレイルや迷彩カバーなど何種類も集めてしまったので、そちらもいずれ紹介したいと思います。