あれこれ気ままにコレクション

YAHOOブログが2019年12月でサービス終了となったので移行してきました。 主に自衛隊関係のトイガンや装備品などを集めたり、たまに自作もしています。 ロシアの銃も好きで時々買っています。 製作依頼は受付していません。

2014年11月

後継の88式鉄帽が登場した今でも使われている66式鉄帽です。名前の通り1966年に採用されたヘルメット。
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左が樹脂製の「内帽」、右が鉄製の「外帽」。
外見や構造はアメリカのM1ヘルメットに似ていて、軽作業では内帽だけ被り、それ以外では内帽の上から外帽も被ります。
画像はかなり程度が良い中古放出品の物ですイメージ 2
外帽の内側です。内帽が入るスペースがあるだけで内装は何もありません。
これを知らない人が見たら何の写真かわからないかもしれませんね。
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内帽を入れた状態。
66式は内帽のハンモック等で頭へのフィット具合を調整するので、88式のように大号、中号とサイズ分けされていません。
画像ではしっかり内帽と外帽がくっついて見えるかもしれませんが、固定しておく機能は無いので簡単にズレます。
そのためターンクリップ(自衛隊用の特殊な物ではなくただの文房具)で後頭部の辺りを挟んで固定するなど隊員さんたちは工夫していたそうです。
 
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偽装網と鉄帽覆いを付けたところ。下の画像は偽装網無し、ゴムバンドを幅広のタイプにしてみました。
ゴムバンドは官給品が無かったそうで、売店で売っている物や自作した物など色んな種類が使われていたようです。
この鉄帽覆いは3枚の布を合わせて作ってあるタイプ。
 
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こちらは「スイカタイプ」などと呼ばれている、初期に使われていた6枚の布を組み合わせて出来ているタイプ。布3枚のタイプより若干色が暗めです。
画像の物はPX品で官給品ではありません。写真でしか見た事はないのですが官給品はもう少し暗めの色合いに見えました。
 
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こちらは迷彩2型の覆い。
陸自ホームページにあるフォトギャラリーでは訓練などで使用されているこの姿の66式が結構写っています。
ゴムバンドは上の画像のように付いていなかったり、88式用のバンドを巻いてる隊員さんがいたりと使っている人によって違いがありました。
 
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ネットで安く売っていたので買ってみた冬季用。
ナイロン製で他の覆いとずいぶん質感が違います。撥水性があるようで傘の素材みたいな感じです。
白いので汚れると目立ち、素材のせいかシワが付きやすいです。ちゃんと管理しないとすぐにヒドイお姿になります。
 
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写真を撮る際に邪魔だったので外していた外帽用のあご紐。大変シンプルなただの紐です。
シンプルすぎてどう結ぶのが正しいのかよくわからない…
陸自のフォトギャラリーでは私物のあご紐に交換されていてこのタイプは全然写っておらず、結び方の参考になりませんでした。
構造上どうやっても結んだり解いたりする手間があるでしょうし、もっと使い易い物に交換したくなるのもわかる気がします。
 
あご紐や鉄帽覆いは色んなタイプが流通しているので、今後も収集しまくりたいと思います。

自衛隊の救急品袋が集まってきたので4種類並べてみました。
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右に行くほど新しいタイプになっています。横長から縦長に、そして大型になりましたね。
一番右のポーチ以外は市販のレプリカやPX品です。右のポーチだけは装備品を自作している方に製作して頂きました。個人でこれほどの物が作れるんですね…
 
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家にある中で一番旧型の横長タイプ。
弾帯に直接付ける事もできますが、64式用弾納の下に吊るすのが一般的だそうです。
現在のような弾帯に直付けを見慣れていると変わった付け方に思えるかも。
 
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縦長になり迷彩仕様が登場した2型。
アリスフックが付いて弾帯への着脱がしやすくなっています。OD色仕様も置いてみましたが、これって実際に使われていたんでしょうか?使われている写真を見た事が無いです。
あと、このOD色仕様、ボタンの金具が上下逆さに付いていますね。並べるまで気づきませんでした。不良品?
 
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装備している隊員さんを見かける事が多くなった新型救急品袋。自衛隊に詳しい方に教えてもらうまで私物装備かと思っていました。
今までの物よりも大型になり多機能化した感じです。レッグポーチとして使う以外にも弾帯から下げたり防弾チョッキに付けて使われているみたいです。
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製作して頂いたのはポーチ本体のみだったので、LEMサプライ製の「TTメディックポーチ‐2型」というポーチからストラップ類を移植。高品質な分高価な製品なのですが、友人がストラップを安く売ってくれました。
実物が写っている写真を見ていると、弾帯に付けている隊員さんもストラップ類は付けたままだったりするようです。邪魔にならないんでしょうか?
このポーチを作って頂いた頃はレプリカなどは販売されていなかったと思いますが、最近、楯桜さんから同型が発売されました。
 
2014 11/28追記
3480円と安めだったので楯桜製も購入してみました。

2017 6/5さらに追記
(画像は初期のタイプで、現在は止水ファスナーになっています。また、より本物っぽい作りの製品も販売されています)
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基本的にLEMサプライ製メディックポーチや個人製作品と似た作り。
商品名は「新型救急品袋(個人携行救急品入)」となっていました。個人携行救急品入がこのポーチの正式名称なのでしょうか?
 
せっかくなので前から持っていた個人製作品と比較。
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左が個人製作品、右が楯桜製です。楯桜製が縦長でなんか親子みたいになりました。
楯桜製は官給品からサンプリングしている製品らしいのですが、写真を見る限りだと実物は個人製作品に似た形状・大きさに見えます。実際はどうなんでしょう?

楯桜製でちょっと残念なのはファスナー部分(現在は画像の製品も止水ファスナーになっています)
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実物は下の個人製作品のように止水ファスナーになっていてつなぎ目が隠れています。取っ手も金具はついておらず、コードが直接付いています。
私が見た事があるのはネットや本で見られる写真だけなので、実物は楯桜製のようなタイプもあるのかもしれませんが…
 
細かい所はちょっと気になりましたが、自衛隊の新型装備が比較的低価格で買えるようになったのは嬉しい限り。

やたらと種類が多く、ついつい集めてしまったカバー達、64式小銃着せ替えセットです。89式用も似た物が売っていますね。
ボタン留めで銃に被せるタイプにファスナー式、紐を結ぶだけのタイプもあります。
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この画像だけで迷彩2型、旧迷彩3種、OD色3種、冬季用と8種類もあるわけですが、まだまだ違うデザインの物が存在しています。
いったいどれ位種類があるんでしょうね?
 
旧迷彩カバー(上の画像で1番右の旧迷彩)を被せた状態
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全体的に丁度いい大きさ。
現在販売されているカバーは細かい違いはあるかもしれませんが、だいたいこれと同じ作りだと思います。
持っているカバーの中ではこのタイプがTOP製64式に一番合いました。 
 
最近は品切れも多いようですが、ネット通販等で銃口部分のファスナーが明るい緑色の旧迷彩カバーが安価で売っています。
そのカバーはストック部分のボタンが1個閉まらず、ボタンの周りが補強されていないので脆かったため手放してしまいました。
 
紐を結ぶタイプ(上の画像で左の方)
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こちらは銃口やサイトが最初から出ているデザイン。
カバーをかなり銃身側に引っ張ってやらないとフロントサイトもリアサイトも穴にはまらないです。
しかもフロントサイトはカバーが邪魔で起こせない状態(カバーに押されて倒れる)
残念ながら残り1種類の旧迷彩カバーも同じで、サイト周りがキツイです。
 
迷彩2型カバー
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他のボタン留めタイプに似ていますが、こちらはショルダーレストが使えるように後端が開きます。
そういった配慮がある割にセレクターはカバーで隠れてしまったり、負い紐環の位置とカバーの穴の位置が合わない微妙な作り。
生地は厚めで丈夫そうです。
 
負い紐付きOD色カバー
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色と負い紐付きな以外は上の迷彩2型と似た作り。
セレクターが隠れるのも同じですが、こちらはカバーに負い紐が付いているので負い紐環用の穴は開いていません。
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このカバーは生地が薄くボタンの周りも補強されておらず、普通にボタンを開けようとしたらボタンが根こそぎ取れそうになってしまいました。
慎重に扱わないと破損しかねないので怖くて使えません…
上の方で書いた安価な旧迷彩カバーもこんな感じでした。
 
他のカバーはボタンの裏側が補強されているか、補強なしでも十分な強度をもっています。
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旧迷彩は生地は薄めですがしっかり補強されています。OD色は帆布をコーティングした丈夫そうな生地で、さらにボタン周りが補強されかなり頑丈です。
迷彩2型はボタンの補強無しですが乱暴に扱っても全然平気です。厚い生地のおかげでしょうか?
 
S&Tから64式の電動ガンが発売されるので、カバーを買う人もいるかと思います。
64式カバーを買うときは丈夫な物をお勧めします!(当たり前ですが)

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