
家にある89式用のマガジンポーチ。
弾納、弾入れと書かれることも多いです。官給品のタグには「弾入れ」と書いてあるのでそれが正式名称でしょうか。個人的には弾納が言いやすくて好きなんですが。

前から見ると迷彩以外はあまり変わらなく見えますね。

旧型はループに弾帯を通す作りだったのが現行タイプではアリスフックで取り付けられるようになりました。
アリスフックの方が着脱は楽ですが、旧型は脱落の心配はあまりしなくてよさそう。

内側の作りも変わり、現行では黒い板(?)が付いています。画像のレプリカ品は茶色の内張りですが、官給品は左の旧型のような色・材質で丈夫そうでした。
89式小銃の登場からあまり時間が経たずに弾納等も新型になり始めてるはずなので、旧型はあまり使われなかったのではないでしょうか。
また、新装備が全種行き渡るまでは新旧混ざって使われたそうで、こんな装備の隊員さんの写真もありました↓

小銃と銃剣、弾納だけ新しくなって他が古いまま(画像は見える位置に弾納を置いただけで、実際の配置は前に4個ではありませんでした)
他にも88式鉄帽に迷彩2型の覆いだけどそれより下は全部旧型だったり、迷彩服は2型だけどサスペンダーや弾帯は旧型など色んなパターンがあったみたいです。

これはレンジャーさんで売っていた旧型風な20連用弾納。背が低くて64式用の子供みたいです。

生地以外は現行タイプと同じ作りになっています。
現行タイプの作りではOD色仕様、空自の野戦迷彩やデジタル迷彩仕様も販売されていますが、品切れが多いみたいですね。

しかしこれを装備している隊員さんは見たことないです。それに服や防弾チョッキが緑ですし弾納だけ変えてもあまり効果が無いんじゃ…
持って行かれたのが事実だったとして、使ったのはごく一部、または持って行っただけで終わってしまったのでは?


色以外は特に変わったところは無いです。30連弾倉が2本入りますが、家にある2本用の中では弾倉収納部が小さくキツめです。
弾納系は何か思いついたらまたネタにしたいと思います。