
FTC迷彩版を作った時に形状は良い感じになったので、耳の辺りから紐が出てる覆いの迷彩2型版を製作しました。自作した迷彩2型版としてはたぶん5代目。

生地はRANGERさんで売ってるビニロン50×コットン50の物。材質が違うせいか同じ作りのはずのFTC迷彩版よりも鉄帽にフィットするようになった気がする。

使った生地は初代自作覆いと同じ商品でしたが今回届いた物は色合いが変わっていた。右が今回作った覆いです。
個人的には右の色合いが好み。

ゴムバンドに引っ張られてフチの部分が持ち上がるのは相変わらずです。縫い目が「~」みたいな感じになる。
本物の写真と見比べると本物もこんな感じっぽいのでこれで良いかな。
何となく興味を持ち、細かい事は知らないまま自作に挑み続けてきたこのタイプの覆いでしたが、友人から「雨垂れ防止用かも」という情報をもらいました。情報源はネットの書き込みらしいので合ってるかどうかは分かりませんが…

従来のタイプだと雨に濡れると首元に水が垂れてくるらしいです。たぶん、覆いが濡れる→くっついてるあご紐も濡れる→あご紐から首元に水が垂れるという事なんだと思います。


もしそういう事ならこの覆いの構造だと確かに雨垂れは軽減できそうな気はする。覆いの紐にあご紐を通してない隊員さんもいるのは雨垂れ対策?
あご紐が4点式になり、取り付け位置が変わった88式鉄帽2型の覆いは、ベルクロが増えた以外は前のタイプに近い形状になっています。雨垂れ防止覆い(?)は従来のあご紐を付けた鉄帽用だったりするのでしょうか?
色々書いてみましたが、雨の中88式鉄帽を被って行動する仕事をした事が無いので正しいかは全然分かりません!
2017 5/24追記
このタイプの鉄帽覆いは砂漠迷彩版もあるみたいですね。

左の陸自の方が使っています。これはジブチでの写真で、雨は日本に比べ非常に少ない国だとか。
この鉄帽覆いに雨は関係あるのかな…?
2017 7/29さらに追記
第83回ビクトリーショーで、実際にこのタイプの覆いを使っている陸自の方に名称を聞けました。戦闘装着セットの一部で「戦闘鉄帽覆」だそうで、戦闘装着セットではないなら「迷彩鉄帽覆」になるとか(あるのかは分かりません)。
また、もともと正しいかは分からない情報でしたが、どうも雨垂れ軽減目的の覆いではなさそうです。
覆いの形状なんか関係なく濡れるんだとか。