あれこれ気ままにコレクション

YAHOOブログが2019年12月でサービス終了となったので移行してきました。 主に自衛隊関係のトイガンや装備品などを集めたり、たまに自作もしています。 ロシアの銃も好きで時々買っています。 製作依頼は受付していません。

2017年02月

鉄帽覆いを作った際、ベルクロの付いたテープを実物同様にビニロンにしたいと思い、ビニロンのテープを探し求めた事がありました。
ビニロン製は見つかったのですが、白い物しかなかったのでどうにか出来ないか調べてみると、家で使えるような染料がいろいろ売っていると知り、使ってみました。
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その時使ったのはRitという染料。ビニロンが染まるかどうかは書いてないけどちゃんと染まります。
狙い通りの色にできなかったので結局覆いには使わなかったのですが、染料があれば前に作った塗料漬けにゴムバンドよりちゃんとした物が作れるのでは?と考えました。

残念ながらゴムバンドはRitでは全く色が変わらない素材だったので一度諦めていたのですが、なぜか今回急にやる気が再燃して数ヶ月ぶりの挑戦です。
ゴムバンドの材質を調べるとポリエステルと分かったので、使える染料を探したら案外簡単に見つかってしまいました。
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ベストカラーとやら。ユザワヤなどで扱っているみたいです。とりあえず野戦迷彩用として使えるかなーと思った2色を用意。
使い方はこんな感じです↓
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これが正しいやり方なんですが、布250gに染料を使い切る場合です。
他の方のブログ等を見るとこの通りにやらなくても何とかなるらしく、ゴムバンドのために鍋を犠牲にするのも勿体無いのでほとんど無視でやりました。
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家でバケツ替わりになっているゴミ箱に熱湯を入れ、染料を入れただけです。説明書より分量は全て少なめにしています。ここにゴムバンドを突入させてかき混ぜます。
本来は加熱しながら使うところ、最初から熱湯を使ったせいなのかかなり早く色が変わりました。
汚い絵面ですが一応染める事はできたので、ゴムバンドに犠牲を出す覚悟で何パターンか試してみました。
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何度も引き上げて色合いを確認していたので染料に漬けていた正確な時間が分かりません。使ったゴムバンドは全て迷彩2型用、真ん中は比較用の染色前バンドです。

1.ダークブラウンで2~3分くらい染めたもの。ダーク過ぎた。
2.ダークブラウンからたぶん1分も経たずに引き上げたもの。乾いたら大して変わっていなかった。
3.試しにイエローで染めたもの。イエロー過ぎた。
4.ダークブラウンとイエローを混ぜて染めたもの。1~2分くらい?これが今回一番いい感じな色になった。
5.ダークブラウンとイエローを混ぜた染料で試しにかなり濃く染めたものの、ソーピング処理をやってみたら色が落ちてしまったもの。どうやら注意点に書いてあった染色が不十分、洗浄液が濃すぎるケースをやらかしたようです。ソーピング処理までやったのは5番だけです。

染料の量や染色する時間を調整すれば、もっと濃くしたり薄くしたりできます。薄ければもう一度染色して濃く出来るようなので、こまめに乾かして色を確認してもよかったのかもしれない。
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4番のバンドを使うとこんな感じです。緑がもう少し違う色合いになれば覆いにより馴染みそうな気がする。
覆いに色移りは今のところしていません。ちゃんとした染料ですし、さすがに塗料漬けゴムバンドよりは色が定着しているようです。
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元の色に比べれば結構それっぽくなったかな?

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自衛隊の革ホルスターを作ってみたくなったのでレザークラフトに挑戦してみました。普通のはレプリカを持っているし、私は左利きなので左利き用にしています。
未知のジャンルなので革製品を製作している方のブログやレザークラフトの本を参考にしています。こういうのは物凄いパワーのミシンでも使うのかと思っていたのですが、革に穴を開けてから針を通すので手縫いで作れる物でした。
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アマゾンで評価が良いので買ってみたら大活躍だった本。
分からない所はだいたいこれで解決できました。といっても文章で分からなければ実際にやって理解する感じでした。
裏に写っているような道具やその他諸々を使って作っています。
このホルスターの場合、革は端切れを安く入手できたので、革やカシメ等の材料代より作るための道具代の方が高くなりました。
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他の自作品と同じで基本的に手持ちの製品のパクリで、左のレプリカホルスターをベースに左右反転、所々実物を参考に構造に変えて作る予定でした。
しかし革を切り出した後に型紙の形がおかしかった事が判明、無理やりバランスを整えて何とか形にしています。最初に紙で形状を確認したはずなのに気付けませんでした…
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幸い、大きくなりがちだったのである程度修正する余裕がありましたが、ここだけは全然違う形になってしまいました…
これだけ違っていても前から見るとほとんど分からないのでまだ良かったです。
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ホルスター内の出っ張りは作り方が分からないので省略。9mm拳銃用の実物だと先端に入っている板(?)も無くてもいいかと思ったので再現していません。
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弾帯に下げるためのフックは売っていなかったので、ジャンク品セットのような感じで昔入手したボロボロの水筒覆いから拝借しました。かなり変形していたのを何とか戻して使っています。
他の部品は簡単に見つかりましたがこれだけは発見できなかった。用途が用途なのでさすがに売ってないのか?
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重大トラブルがあった割にまともな形に仕上がりエアガンも問題なく入りました。ホルスター先端の板を省略したのでガバメントも奥まで入ります。
9mm拳銃はランヤードリングが通常の逆側にくるので使いづらそうですね。
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レプリカホルスターよりも少しキツめに仕上がって一部は銃の形に出っ張るようになりました。構造が違う割にしっかり実物と同じ辺りが出っ張っている。
レプリカをパクリ損ねた証拠と言えそうですが見た目はこっちの方が本物っぽくて好み。結果オーライです。
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参考にしたブログや本の作品のような仕上がりには出来ませんでしたが、苦労して手作業で完成させただけあって非常に愛着が湧く物になりました。なんだかんだで好みの見た目になりましたし革の質感も良いしで最高です。
そのうち左仕様の迷彩カバーなんかも作ってやりたいですね。

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