海自鉄帽覆いを作った後、旧迷彩版も作ろうと思って生地として中古迷彩服を何着か買った事がありました。
綺麗なのを使うのは勿体無いので、裁断されたり汚れだらけで服として使うのは厳しい物を集めたのですが、良品を避け過ぎて使えない(使いたくない)部分が多く、鉄帽覆いが絶妙に作れない事態になりました。

結局鉄帽覆いはやめて何となく旧迷彩リュックでも作ってみようと思い、何だかんだあってこんな物になりました。
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考えてみると大きいリュックを作れるほど生地がある訳なかったので、当初の予定より縮小してワンショルダーバッグになりました。鉄帽覆い用としては使いたくなかった部分は見えない所に出来るだけ隠してあります。
自衛隊装備風にしたくて分厚く硬い生地を多用したところ、普段使っているミシンでは縫えない部分が続出。知人から職業用ミシンを貸してもらえたので何とか完成しました。
実用性よりも趣味・自衛隊装備ネタを盛り込むことを優先したため変なデザインになってるんじゃないでしょうか?
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バッグの作り方なんて知らないので家にあった空自迷彩ワンショルダーバッグを参考にしています。
大まかな形状や構造はこれのパクリ、拡大版です。
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サイズはB5の本が入る程度。先日のビクトリーショーで荷物を詰め込み実戦テスト中、すてんがん工廠さんでB5の本を買ったのですが、他の荷物が入った状態ではメチャクチャ収納しづらかったです。
使える生地の量からたまたまこのサイズに仕上がっただけなので使い勝手の悪さは仕方ない。
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裏面は迷彩生地不足でOD色っぽい帆布生地です。こういう図納とかもあるしこれはこれで良いかも。
何度か失敗して縫い直しているうちに擦れまくり、この生地は新品だったのに中古装備品みたいになってしまった。
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真ん中の大きいポケットは教範入れ風。
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左右のポケットは64式用の弾納風。本物より全体的に小さく作ったので64式の弾倉は入らない。
89式の20連弾倉とかなら入りそう。
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ビクトリーショーではペットボトル納として活躍した。

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ファスナーは迷彩服から流用、付け方も迷彩服風にファスナーが隠れるようにしてみました。最初の目標通り鉄帽覆いを作れていたらコレの出番は無かったでしょう。
ファスナーによく付いてる紐は鉄帽覆い用のゴムバンドです。何回か前のビクトリーショーで、金具無しの未完成バンドの束を買ったのでそれを使いました。
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肩紐は好みで64式小銃の負い紐を付けています。金具が肩辺りに当たるので痛いです。
構造上はミニミの負い紐や89式の3点式など色々使えます。89式の負い紐とかなら2本付けてリュックにもできそう。

最初はもっと装備品ネタを仕込みたかったのですが縫うのが大変だったのでやめました。すでにゴチャゴチャ物が付いてるのでこのくらいで良かったのかも。
ビクトリーショーではネタが通じるごく一部の方に反応してもらえて好評でした。作るのが大変だったので嬉しかったです。ありがとうございました。