またまた鉄帽覆い作り。
今回は覆いの横から紐が出てるタイプで、使った生地はビニロン/コットンっぽい生地です。

昔作った頃よりもネットや本などで多くの写真を見られるようになり、官品のタグの写真なんかも幾つか見つけることができました。
見つけた中で一番古い製造年は2011年でしたが、その時期の陸自の写真を色々見ても旧型覆いばかり写っていると思います。
当時の最新装備だったんでしょうか?
タグに書かれている名前は「戦闘鉄帽覆」で、構造が違う旧型と名前は変わっていないようです。
最近は自衛隊の部隊や駐屯地ごとのtwitterアカウントが増え、情報発信してくれています。
自衛隊の活動内容を知る事ができるだけでなく、写真も多いので自作の資料としてもありがたい存在です。

この覆いは耳の辺りから紐が出ています。官品と同じ紐が見つからないのでパラコードを使っています。
この構造になった理由は未だに分かりません。
前に作った頃に「雨垂れ軽減目的では?」みたいな話があり、効果がありそうにも思えたので一時は「そうなのかも」と思っていた。
しかし後にこの覆いを仕事で使っている本職さんとお話しする機会があり、覆いについて質問してみると「覆いの形状は関係無く濡れる」との事で、そういう効果があるとは感じていないようでした(こういうのは個人差もあると思います)。
本職さんの写真を見ていると、明らかにサイズが小さい旧型覆いに無理やり顎紐を通している物も多いです(覆いがすごい形になっている)。
新型の構造なら覆いが縮んでも鉄帽に紐を引っ掛けて固定できるので、サイズが縮んでも使いやすくしたとか?
この覆いの海自・空自迷彩版は今のところ私は見た事がありません。
陸自では迷彩2型の他に砂漠迷彩版、評価支援隊の迷彩版もあり、旧来の2点式顎紐が付いた鉄帽の覆いは旧型から新型にどんどん更新されているようです。

サイズはしっかり被せれば鉄帽のフチが完全に隠れるようにしました。
本物のこんな感じの写真もあるし、使い込まれて縮んでしまったのか鉄帽が露出しまくりの写真もあります。
新品の官品を採寸したり、仕様書を確認しないと正しいサイズを知る事はできないでしょう。

昔作った物はキレイに作れるようになってきた旧型覆いをベースに、紐が出てる辺りだけ形を変えて作っていました。
今回作った物は型紙を作り直し、全体の形を変えています(左が今回作った物、右は旧型の共済組合覆い)。
なぜ型を変えたかというと真ん中の生地の幅を狭くしたかったからで、本物の写真を見ているとこのタイプだけはやけに幅が狭く見えるんです。

型紙を変えて一からやり直した結果、後ろの一部だけ生地が余ってカッコ悪くなってしまった。
濡れると縮む生地なのでチャコペンで付けていた印を消すのを兼ねて洗い、多少縮ませてもこの状態です…
前から見ると悪くないと思うのですが後ろは残念な出来になってしまった。また作る事があれば改善したい。
横の紐が特徴のこの鉄帽覆いですが、訓練等で使用されている写真を見ていると紐の使い方は人によって違うみたいです。

顎紐のネジに引っ掛けているパターン。
鉄帽覆いをしっかり固定するにはこれが一番良さそう。

顎紐を通すだけのパターン。
これも結構見かける。

どこにも引っ掛けたりしてないパターン。
この使い方も多い。木の枝とか引っ掛かったりしないんでしょうか?

テーブルに置かれた展示品でしたが88式鉄帽2型に被せてある物もあった。
2型だと紐が引っ掛かる相手がいない…
写ってるのが数人の写真でも紐の状態はバラつきがあったりします。
レプリカが発売され、皆で装備できるようになれば紐で個性を出せて面白そう(統一したい人もいると思いますが)。
ミシンで自作を始めてそろそろ5年近く経ちます。
始めたきっかけはレプリカが売ってないこの鉄帽覆いを作りたかったからだったりするので、個人的には非常に重要な存在です。
当時はまさかこんなに長く鉄帽覆いを作り続けるとは思っていませんでした…


自分用に作った個体と同じく後ろに問題がありましたが、もう一個作った物をヤフオクに出品していました。
今回は覆いの横から紐が出てるタイプで、使った生地はビニロン/コットンっぽい生地です。

昔作った頃よりもネットや本などで多くの写真を見られるようになり、官品のタグの写真なんかも幾つか見つけることができました。
見つけた中で一番古い製造年は2011年でしたが、その時期の陸自の写真を色々見ても旧型覆いばかり写っていると思います。
当時の最新装備だったんでしょうか?
タグに書かれている名前は「戦闘鉄帽覆」で、構造が違う旧型と名前は変わっていないようです。
最近は自衛隊の部隊や駐屯地ごとのtwitterアカウントが増え、情報発信してくれています。
自衛隊の活動内容を知る事ができるだけでなく、写真も多いので自作の資料としてもありがたい存在です。

この覆いは耳の辺りから紐が出ています。官品と同じ紐が見つからないのでパラコードを使っています。
この構造になった理由は未だに分かりません。
前に作った頃に「雨垂れ軽減目的では?」みたいな話があり、効果がありそうにも思えたので一時は「そうなのかも」と思っていた。
しかし後にこの覆いを仕事で使っている本職さんとお話しする機会があり、覆いについて質問してみると「覆いの形状は関係無く濡れる」との事で、そういう効果があるとは感じていないようでした(こういうのは個人差もあると思います)。
本職さんの写真を見ていると、明らかにサイズが小さい旧型覆いに無理やり顎紐を通している物も多いです(覆いがすごい形になっている)。
新型の構造なら覆いが縮んでも鉄帽に紐を引っ掛けて固定できるので、サイズが縮んでも使いやすくしたとか?
この覆いの海自・空自迷彩版は今のところ私は見た事がありません。
陸自では迷彩2型の他に砂漠迷彩版、評価支援隊の迷彩版もあり、旧来の2点式顎紐が付いた鉄帽の覆いは旧型から新型にどんどん更新されているようです。

サイズはしっかり被せれば鉄帽のフチが完全に隠れるようにしました。
本物のこんな感じの写真もあるし、使い込まれて縮んでしまったのか鉄帽が露出しまくりの写真もあります。
新品の官品を採寸したり、仕様書を確認しないと正しいサイズを知る事はできないでしょう。

昔作った物はキレイに作れるようになってきた旧型覆いをベースに、紐が出てる辺りだけ形を変えて作っていました。
今回作った物は型紙を作り直し、全体の形を変えています(左が今回作った物、右は旧型の共済組合覆い)。
なぜ型を変えたかというと真ん中の生地の幅を狭くしたかったからで、本物の写真を見ているとこのタイプだけはやけに幅が狭く見えるんです。

型紙を変えて一からやり直した結果、後ろの一部だけ生地が余ってカッコ悪くなってしまった。
濡れると縮む生地なのでチャコペンで付けていた印を消すのを兼ねて洗い、多少縮ませてもこの状態です…
前から見ると悪くないと思うのですが後ろは残念な出来になってしまった。また作る事があれば改善したい。
横の紐が特徴のこの鉄帽覆いですが、訓練等で使用されている写真を見ていると紐の使い方は人によって違うみたいです。

顎紐のネジに引っ掛けているパターン。
鉄帽覆いをしっかり固定するにはこれが一番良さそう。

顎紐を通すだけのパターン。
これも結構見かける。

どこにも引っ掛けたりしてないパターン。
この使い方も多い。木の枝とか引っ掛かったりしないんでしょうか?

テーブルに置かれた展示品でしたが88式鉄帽2型に被せてある物もあった。
2型だと紐が引っ掛かる相手がいない…
写ってるのが数人の写真でも紐の状態はバラつきがあったりします。
レプリカが発売され、皆で装備できるようになれば紐で個性を出せて面白そう(統一したい人もいると思いますが)。
ミシンで自作を始めてそろそろ5年近く経ちます。
始めたきっかけはレプリカが売ってないこの鉄帽覆いを作りたかったからだったりするので、個人的には非常に重要な存在です。
当時はまさかこんなに長く鉄帽覆いを作り続けるとは思っていませんでした…


自分用に作った個体と同じく後ろに問題がありましたが、もう一個作った物をヤフオクに出品していました。