前に陸自旧迷彩に似ていると思って興味を持ったネパール軍迷彩。
調べてみるとただ似てるだけではなく、昔ネパールに渡った旧迷彩の子孫みたいな迷彩でした。
ネットに情報は色々ありますが、迷彩情報専門のWikipediaみたいな「Camopedia」というサイトが見つけやすいと思います(英語ですが)。

今でもたまにネパール軍の迷彩アイテムを探す事があり、ちょっと気になるものを発見しました。
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生地の裏面を表として使っているっぽい中古ズボンです。
色合いと模様にネパール軍感(?)を感じ、ネパール軍の画像と見比べると本当にそうみたいなので買ってみました。
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jujudhauという企画は日本、生産はネパールのメーカー製らしい。
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やっぱり内側が表面になっていた。
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裏返してみるとこんな感じ。普通にネパール軍の迷彩ですね。
使用感は全然無い綺麗な生地です。
日本では自衛隊の迷彩生地(官品以外)が買えますが、ネパールでも軍の迷彩生地が実物なりレプリカなり手に入るんでしょうか?
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前に手に入った迷彩キャップとは色合いが若干違っていました。
迷彩ズボンの方が少し赤っぽい感じ。
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また、ズボンはリップストップ生地ですがキャップは違う。
細かい事をいうと微妙に模様も違いますね。

迷彩キャップより大きい生地を使った物が入手できたので、今回も陸自の旧迷彩と見比べてみます。
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これは陸自の旧迷彩。
私はこれとネパールの迷彩が似てると思って興味を持ちました。
Camopediaによると輸入したこの迷彩生地で作った物がネパール軍初の迷彩服だとか。
その後はコピーを試みたり、この迷彩ベースで色や模様を変えてネパール迷彩は発展したようです。
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上半分がネパール迷彩ズボン、右下がネパール迷彩キャップ、左下が陸自旧迷彩。
ネパール迷彩だけ見ると自衛隊と似てる気がしても並べると結構違う。
迷彩キャップの方が陸自旧迷彩に色は近いかな?
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模様はだいぶ変わっているものの、所々に陸自旧迷彩の血が入っていると思える、似た形の模様があったりします。
Camopediaには他のネパール軍迷彩の画像がありますが、より陸自旧迷彩に似ている迷彩が先に作られ、それを更にアレンジしたのが家にあるキャップやズボンの迷彩みたいです。

陸自旧迷彩はかなり独特な色の迷彩だと思いますが、ネパール軍はどこを気に入ったんだろう?
意外とネパールの景色に馴染む迷彩だったり、生地の品質が良かったりしたんでしょうか?