あれこれ気ままにコレクション

YAHOOブログが2019年12月でサービス終了となったので移行してきました。 主に自衛隊関係のトイガンや装備品などを集めたり、たまに自作もしています。 ロシアの銃も好きで時々買っています。 製作依頼は受付していません。

2022年03月

ブログのアクセス数を見ていると、突然アクセス数が激増している事があります。
そういう時はだいたいツイッター等に当ブログのリンクが貼られたりしているみたいです。

ある日、ネット上に当ブログのリンクがあるのか、あるとしてどんな所にあるのか何となく探してみたら面白い発見がありました。
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「IACMC MILITARIA FORUM」という、各国の軍隊や装備品等の海外フォーラム内の投稿に当ブログへのリンクがありました。
いつの間にか海外進出していたようです。インターネットって凄い。
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リンクがあったのは自衛隊の試作迷彩服についての投稿で、私が持っている何だかよく分からない迷彩服が紹介されていました。
英語は全然分からないので機械翻訳で読んでみると、アメリカからの投稿ようですがめちゃくちゃマニアックな内容で、日本人より自衛隊の迷彩について知ってそうです。
その記事の中や、他の記事でも日本のサイトで見覚えがある画像が多く使われていました。
私も自衛隊装備について調べていて閲覧した事があるサイトの画像もあり、海外の人も同じところに辿り着くんだと思うと面白い。
当ブログの画像も時々使われており、知らないうちに海外のコレクター達の語らいで役立っていたようです。

IACMCを見ていると基本的に海外では自衛隊装備はレア物扱いのようですが、日本人からしてもレア物も結構海外に流れていました。
しかし現物も情報も少ないコレクター達は苦労もあるようで…
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こういったタグを見れば日本のマニアならどんな物かある程度分かると思います。
マニアじゃなくても何が書いてあるかは分かる。
海外のコレクター達はeBay等で自衛隊装備を入手しているようですが、こういうのはよく分からず官品としてレプリカ等を買ってしまったり、そもそもタグを写さず出品されているケースもあるそうです。
日本人同士でもそういった事は起こりますが、外国人からするとより難しい買い物なんでしょう。

あと、色々な記事を読んでいて気になったのは、日本で熊笹迷彩や旧迷彩などと呼ばれている迷彩1型が、海外では時々「Fang」と呼ばれている。
「Type 1」「Kumazasa Camouflage」「Old Camouflage」といった名称も知られているようですが、「Fang」の方が短いし呼びやすかったり書き込みやすいのかな?
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Fangさんの画像。
普通にFangを牙の事と考えて迷彩を眺めてみる。
言うほど牙っぽいかなー?とも思ったが、模様の一つを見て思い付いた。
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こういう事か?
単純にFang=牙でいいのか分かりませんが、迷彩パターンの形からFangと呼ばれているらしいです。

昔は海外サイトを見る事は少なかったけど、機械翻訳でもいいので頑張って読んでみると新たな発見が多く面白いです。
食わず嫌いは良くないですね。

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MODIFYのPP-2000を民間仕様にするコンバージョンキットを買いました。
1月に発売された物で買ってから時間が経っているのですが、最近になってちゃんと触ってみたのでネタにしてます。
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入っているのはアッパーレシーバーとストックのみ。
コンバージョンキットというと組み込みが大変な物も多いと思いますが、OTs-126は簡単に着脱できる部分なのですぐ完成します。
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OTs-126のキットにはリコイルスプリングとスプリングガイドは入っていません。
ここだけはPP-2000から外して組み込まないといけない。

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ほぼアッパーレシーバーとストックを交換するだけなので簡単に完成。
のんびりやっても1分も掛からないんじゃないでしょうか?
私が持っているPP-2000はBATON版が出る前に流通していた物ですが、OTs-126キットは問題無く組めました。
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元のPP-2000よりかなり長くなります。
さすがにインナーバレル長は日本版では短いままです。
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ストックはAR-15系の伸縮式になります。
最大まで伸ばすとPP-2000のストックより長くできる。
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付属のストックはFAB DEFENSEのGL-COREです。
特に実物かレプリカかは記載されていませんが、たまたま実物(右)を持っているので比べると若干形状が違ったりネジが違ったりするのでレプリカっぽい。
さすがに実物ストックをガスガン一個一個に付けたりしないか。
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ストックを外すと出てくるAR-15系のバッファーチューブ。
この棒が生えるだけで対応ストックが無数に増える。
実銃でもトイガンでも似たようなパーツは多いですね。
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マルイのガスブロM4のストックも付きました。
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ただ、OTs-126のバッファーチューブは溝が浅いようで、このストックだと1ポジション動くごとに少し引っ掛かり、スムーズに伸縮できませんでした。
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実物GL-COREだと問題無し。
ストックとの相性があるみたいです。
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もちろんアッパーレシーバーかストックだけ交換もできます。
サバゲー等で使いたい人はPP-2000ベースでストックだけ交換するのが使い易そう。

実銃のOTs-126は法律に合わせて全長が伸びましたが、そんなの関係無い日本で使うガスガンとしてはデカく重くなっただけですね。
OTs-126の見た目が好きな人、レールに色々付けたい人以外は普通のPP-2000の方が良いんじゃないかな…

私が持っているPP-2000はBATON版より前の並行輸入品で、PP-2000系でも古めの個体だと思います。
OTs-126のパーツと見比べると細かい違いがちょこちょこありました。
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コッキングハンドルの付け根がOTs-126の方が大きく面取りされ、丸っこくなっていました。
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HOP調整のネジ部分も変わっていました。
OTs-126ではワッシャーが追加されています。
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本体側のネジ部分も若干形状が違う。
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HOP調整ネジとバネの長さも変わっていて、OTs-126の方がどちらも短くなっています。
ネジが長いPP-2000の方が調整幅が広く、OTs-126はかなりネジを締めてHOPを掛けないと弾ポロしやすかったです。

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ノズル形状も少し変わっています。
PP-2000は真っ直ぐでしたがOTs-126はチャンバー側が斜めになってます。
これの影響なのかOTs-126は少し強めにマガジンを差さないとマグキャッチが掛かりづらいです。
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ノズル上部のパーツがOTs-126では金属製になり、ネジも太くなっていました。
ブローバック時にノズルがこのパーツにぶつかるはずなので、細いネジと樹脂製パーツでは強度不足だったんでしょうか?
OTs-126のノズルは金属パイプのような物が詰まっていて、ガスの放出量を絞っているみたいです。
これは改良とかではなく、日本向けのCO2仕様でしょう。
私はフロンガス仕様マガジンしか持っていませんが、PP-2000のボルト(の中身のノズル)ではマガジンを少し温めて0.2gBB弾の初速80m/sくらい、OTs-126のボルトでは50m/sくらいでした。
BATON版PP-2000系はCO2で使う前提みたいなので、フロンガスでパワーが出ないのは仕方ない。
BATON版CO2マガジンは並行輸入の本体に使えないようになっているそうですが、これだけ初速に差があるなら当然の対応ですね。

海外メーカー、海外トイガンは評価がイマイチなのも多いですが、日本メーカーが発売しない銃を出したり、改良しつつバリエーション展開してくれるのはありがたいです。

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