あれこれ気ままにコレクション

YAHOOブログが2019年12月でサービス終了となったので移行してきました。 主に自衛隊関係のトイガンや装備品などを集めたり、たまに自作もしています。 ロシアの銃も好きで時々買っています。 製作依頼は受付していません。

カテゴリ: エアガン系

MPL-1
KIZUNA WORKSの新作ガスガンMPL-1とPSZSサイレンサーを買いました。
KIZUNA WORKSは過去にPL-15KやAK系のパーツ等、主にロシア系の製品を発売しています。
MPL-1
前作PL-15Kと同じ日本仕様のマーキング版。PL-15Kはスプリングのテンションが日本向けに弱くなっているのがウリでしたが、MPL-1は商品解説にそういった表記は無い。
実際のところはMPL-1も弱めのスプリングが入っていると思います。
たぶんPL-15Kより弱いスプリングが入っていて、スムーズにコッキングできます。
アウターバレルがショートリコイルしない構造なのも影響しているかもしれません。
細かく性能を調べられる環境は無いので試し撃ち程度しかしていませんが、海外仕様バルブなのでしっかりガスを入れ、マガジンがある程度温まっていれば調子良いです。
日本仕様の注入バルブにすればもっと動けるようになるかも。
MPL-1
MPL-1
MPL-1は銃口にネジ切りがされ、サイレンサーが付いても照準ができるようハイサイトが付いています。
このモデルはロシア国家親衛隊の特殊部隊SOBRで使用され始めているそうです。
ロシアのサイトを機械翻訳で読んでみたりするのですが、PLシリーズは良い評価が多くかなり期待されているようです。
個人的にはネジ無しで普通のサイトが付いたMPLの方が好みなんですけど、やっぱり特殊部隊とかで使用例がある方がトイガンは売れるんでしょうか?
MPL-1
MPL-1
同じKIZUNA WORKSのPL-15Kと並べてみる(PL-15Kは塗装したので外観が純正状態ではありません)。
MPL-1はPL-15Kよりスライドとグリップが長く、ネジ付きバレルとハイサイトも相まって大型拳銃という印象。
グリップが長い分MPL-1の方がマガジンも長いです。
PL-15の発展形なだけあって外見はそっくり。
パーツリストを見た感じでは内部構造もそっくりで、実際に検証したわけではありませんがほとんどのパーツは互換性がありそうです。
MPL-1
MPL-1
スライドとアウターバレルに刻印が入っています。
PL-15Kと同じでガスガンとしてのシリアルナンバーではなく、カラシニコフ社が公開している個体が再現されているみたいです。
ガスガンでは白い刻印ですが、実銃は黒っぽい色でもっと深く掘られているように見えます。
また、同じナンバーの実銃はフレームのセーフティ下辺りにもシリアルナンバーがありました。
実銃のフレームがアップで写った写真だとポリマーフレームにあるパーティングラインは見当たらず、金属製品の切削痕のような線が見えます。PL-15から変わらず金属フレームのままなのかな?
MPL-1
MPL-1のアウターバレルはチャンバーに固定されショートリコイルしない仕様。
アウターバレルが動かなくてもスライドが後退できるよう、常に一段下がった位置にあります。
リアルさは犠牲になりますが、ガスブロで大型サイレンサーを付ける場合はこうしないとまともに動作しないかもしれません。
MPL-1
MPL-1
可変ホップアップ機構も変更されていて、横からダイヤルを回す仕様になっていた。
見やすいように画像の状態にしただけなので、ホップ調整だけならフレームからスライドを外した段階でできます。
PL-15Kを同様の機構にするパーツも発売されました。MPL-1
MPL-1
レバー類の配置はPL-15Kと同じですが形状が変わったりしています。
PL-15Kは左側のスライドストップとセーフティだけ出っ張っていたのが、MPL-1では右側も出っ張りました。
マガジンキャッチの見た目は変わっていませんが、マガジンの着脱はMPL-1の方がスムーズに行えます。
MPL-1
ガスガンとしての大きな変化はスライドストップがアンビ化した事ですね。PL-15Kでは右側が外見だけ再現され機能していなかった。
MPL-1ではちゃんと動くようになりました。

個体差があるかもしれませんが、この個体はスライドストップが解除されやすいです。
レバーを少し下げただけでスライドが前進するので、毎回ではありませんがマガジン(弾入り)を差した衝撃でスライドが前進してしまう事がありました。
MPL-1
MPL-1(右)のグリップは丸っこくなり、PL-15Kよりも少し前後幅が抑えられていると思います。
人によって好みが分かれる部分だと思いますが、個人的には全く別の銃のようにMPL-1の方が握り易く感じます。
グリップパネルのチェッカリングとフレーム前面のテクスチャのグリップ力もMPL-1の方が良いですね。
MPL-1
MPL-1
アウターバレル先端は14mm逆ネジ仕様。
11mm正ネジの内ネジに変換アダプターが付いているだけなので、付けたい物や見た目の好みで簡単に変えられる。
MPL-1
MPL-1
PL-15Kでは窪みがあるだけだったサイトはホワイトドットが入っています。材質はプラスチックから変わっていません。
MPL-1
MPL-1のサイトはPL-15Kと比べるとかなり背が高いです。
スライド形状も上部が細くなっていくPL-15Kに対しMPL-1は真四角でゴツく感じる。
今のところ日本でMPL-1の専用ホルスターは売っていないと思いますが、汎用ホルスターに入れるにしてもハイサイトが邪魔になるかもしれませんね。
MPL-1
PSZSサイレンサーは全長187mmとかなり長いです。
重量は250gでガスブロハンドガンのマガジンくらいの重さがあります。
MPL-1
サイレンサー自体のネジは14mm逆ネジ。そこに11mm正ネジの変換アダプターが付属しています。
MPL-1用としては銃にも変換アダプターが付いているので1個余る。
鉄製のしっかりした変換アダプターなのでそのうち他で使えるかもしれない。
MPL-1
中にスポンジは入っていないダミーサイレンサーです。
内径は28.5mmとされているので、サイズが合えばスポンジやトレーサー等を入れられます。
MPL-1
MPL-1
MPL-1に付けると全長390mmくらいになり拳銃としてはかなり長いです。
サイレンサー付きの銃は好みじゃないのですが、実際に目の前にあるとこれはこれでカッコイイですね。
この状態で1kgくらいの重量になったわけですが、個人的には重さはあまり気にならないです。
サバゲー等で長時間携帯していれば+250gが効いてくるのかもしれませんけど。

サイレンサー取り付け時、ネジが緩みやすくて付けづらかったです。
正ネジ側を締めようとすると逆ネジが緩み、逆ネジを締めると正ネジが緩んで訳が分からなくなってきます。
取り付け後もしっかり締めたつもりが振動で緩んだりしたので、ネジロックやOリングなどで対策した方が良さそうです。
MPL-1
PSZSサイレンサーを付けるとハイサイトでも少し頭が出る程度。
普通に構えればサイレンサーはリアサイトに隠れてほぼ見えず、銃にかなり顔を近づけなければ画像のような見え方になりません。
MPL-1
ショートリコイルしない構造のおかげで重いサイレンサー付きでも動作は問題ありませんでした。
ただ、バレル先端が若干太くなっているとはいえネジ部分は薄いので、この重いサイレンサー付きで動作させてると強度面で不安になります…

マガジンキャッチはPL-15Kと同じ構造なので左右入れ替えできます。
左利きには嬉しい仕様なのですが、PL-15Kは左仕様にするとマガジンキャッチを削らないとマガジンが入らなかった。
MPL-1
MPL-1のマガジンキャッチはマガジンを保持する出っ張りが小さくなり、無加工でマガジンが差せるようになっていました。
MPL-1の方がスムーズにマガジンを着脱できるのはこれのお陰か。
最新ロットだとPL-15Kのマガジンキャッチもこの仕様だったりするんだろうか?
MPL-1
アンビ化したスライドストップ辺りはこんな感じに変化していた。
PL-15Kだと左右スライドストップはシャーシに固定されたネジで抜け防止されている。
MPL-1はシャーシの下で左右スライドストップがネジで結合されています。
MPL-1
後ろの構造はほとんど変わってなさそうです。
MPL-1
ただ、スライドを外して写真を撮っていて気付いたのですが、MPL-1は左右セーフティレバーを結合してるネジが飛び出ている。
限界まで締めても画像の位置までしか締まりませんでした。
PL-15Kだとネジの先は穴が貫通していたのですが、MPL-1は貫通していないのが原因っぽいです。
MPL-1
スライド後退時や外すときにネジが当たったようで傷が付いていました。
動作に影響が出てるようには感じませんでしたが、気にはなるのでネジを短くするか奥まで入るように加工するかも。

スライドを外したりしたついでに少し遊んでみました。
KIZUNA WORKSのサイトでMPL-1とPL-15Kの前後サイトは兼用となっているので入れ替えてみます。
MPL-1
背の低いサイトにして銃口のネジも外せば普通のMPL風にできるかと思ってちょっと期待していた。
MPL-1
やってみるとサイトの取り付けは問題無くできましたが、スライド幅に対してリアサイトが細くなんかカッコ悪い…
MPL-1
こっちは逆パターン。
MPL-1
短めのスライドにデカいサイトがそびえ立っていてバランスが悪い気が…
こっちも好みではないな…
MPL-1
PL-15KにもPSZSサイレンサーは付けられますし、MPL-1のちょっと長いマガジンも使えます。
MPL-1のマガジン使用時に隙間を埋めるスペーサーも発売されています。
MPL-1
この状態だとサイレンサーの重さでアウターバレルが限界まで下を向いてしまい、チャンバー部分がスライド上に少し飛び出てます。
スライドを引くとガリガリ擦れてる感じがしました。アウターバレルの動きも悪いです。
傷だらけになったり変形したりしたら嫌なのでガスで動作は試していませんが、この仕様で使うならMPL-1と同じ機構にするバレルを買った方が良いんじゃないでしょうか。

MPL-1は実銃同様にPL-15の改良型みたいなガスガンだと思います。
日本のフロンガスでも結構動きますし、バリエーション展開や完全新作をKIZUNA WORKSに期待しています。

1
ハートフォード製モデルガン、プロテクター・パームピストルを買いました。
昔何かで解説を見て形が好きだった銃。
説明書に解説がありますが、1882年にフランスで製造が始まったかなり昔の銃です。
複数あるモデルの中で、1890年代にアメリカのシカゴ・ファイアアームズ社で生産された.32口径の7連発仕様がモデルガン化されています。
2
3
全然銃らしくないですよね。
ネタ銃みたいですけど、隠し持つために真面目に考えられた形状や機構になっています。
全長130mm程度と小さく、銃全体を握って中指と薬指の間から銃身を出すかたちで使います。
モデルガンは黒色ですが、実銃はニッケルメッキの銀ピカ仕様がほとんどだったそうです。
4
この銃の上下は箱のイラストが正解らしいです。
とはいえ逆向きで持っても持ちづらいとは思わず、特に問題無い気がしました。
5
いかにもピストルという感じの銃と比べるとかなり小さいです。
主にHW樹脂と亜鉛ダイキャスト製で、重量はカート込みで約275g。銃にもよりますがガスガンのマガジンくらいの重さ。
海外サイトで実銃の解説を読むと、全長4.5インチ(11.43cm)のモデルが銃のみで10.5オンス(297.67g)とされていたので、モデルガンの重さは実銃に近いっぽい。
6
普通の銃のようなトリガーは無く、この部分がトリガーになっています。
親指の付け根あたりで押す感じです。

7
銃身の上にあるのはセーフティ。こっちの方がトリガーっぽい見た目をしている。
銃を握れば自然に押すので、普通の銃のグリップセーフティに近い?
8
9
刻印もしっかり入ってます。
メーカーのサイトに記載されていますが、本来「PROTECTOR」の部分は商標を考慮してPが抜かれています。
10
右側面は回すと外せます。
これで独特な形状のシリンダーを取り出せる。
11
12
シリンダーはABS製で、他の部品と接触する部分は金属製になっている。
本物は鉄の塊でしょうから重そう。
13
シリンダーに入るカートはかなり小さいです。
実弾だと先端に弾頭が付きます。
14
弾はシリンダーの外側に向かって放射状に装填されます。
右のカートはわざと飛び出させて撮影したんですけど、説明書によると左は奥に入りすぎだったようです。
正しい使い方をしましょう。
15
シリンダーを外して内部のメカを見てるだけでも面白いです。
16
トリガーを押すと、トリガーに繋がった部品がハンマーを後ろに倒し、最後まで押すとハンマーが解放され撃発。
すごくシンプルな作り。
17
シリンダーの回転もトリガーに付いた部品に押されているだけです。
18
セーフティを押さずに撃とうとすると、シリンダーが引っかかって回れなくなります。
シリンダーが動かなければトリガーも動けません。
どれも単純な仕掛けなんですが、これを考えて形にする人って凄いですよね。

ハートフォードは他が作らなそうな銃も製品化してくれるので新製品も期待しています。
プロテクター・パームピストルの銀メッキ仕様とかも欲しいんですけど、HW樹脂だとメッキは難しいか(そもそもこの銃でバリエーション展開しないか?)

最近、銃ネタばかりですがまた銃関係。
SFP9Mのスライドを販売しているDETONATORから、VP9用シリアルナンバータグの自衛隊仕様が10月頃に発売されていました。
タグ
実は買ってから結構経っていて、組むために分解するのが面倒で後回しにしていたらかなり時間が経っていた…
私が5月に買ったスライドにはこれとは違う物が付属していました。再販された際に変更されたそうです。
9mm拳銃のスライドを発売したり、わざわざ自衛隊仕様としてのリアルさを向上させたり、いったい何が韓国メーカーを熱くさせるのか…?(ありがたいですけど)
タグ2
初期ロットのスライドに付属していたのはこれ。
VP9の実銃の写真を見る限りでは民間向けに近いようです。実銃もほぼ同じですが2行に分かれていて、数字の上に小さく何か書いてありました。
タグ3
DETONATOR製シリアルナンバータグの比較。
「JP21」が追加され、文字も大きくなりましたね。写真だと分かりづらいけど初期版の方が文字が黒っぽいです。
タグ4
これも写真では伝わりづらそうですが、初期版の方が少し光沢がある。
タグ5
自衛隊仕様タグを組み込むとこんな感じに。
自衛隊の「9mm拳銃SFP9」としてはこっちの方が正確。せっかくスライドを交換したのでこういう所もリアルにしたい。

新シリアルナンバータグのためにスライドをまた買わないといけないなんて事にせず、単品の販売もあるのはありがたいです。
33
あとはこの「VP」が「SFP」になれば最高なんですけどね…

2024 7/6追記
アウターバレルとチャンバーが新型になったバージョンが流通し始めました。
PL-15Kの次に発売されたMPL-1と同じ仕様でアウターバレルがショートリコイルせず、チャンバーはホップの掛け方が変わりました。調整もレンチを使うネジ式から工具不要のダイヤル式になり、ダイヤルの操作もしやすい位置になっています。
当記事のPL-15Kは仕様が違う旧型です。


台湾のKIZUNA WORKS製ガスガン、PL-15Kを買いました。
最近は海外製トイガンをよく買っていますね。
実銃はロシアのカラシニコフ社製で、実銃が公開され始めた頃に写真を見てカッコイイと思った銃。
ガスガンの存在を知ってから気になっていた。
DSC08975 - コピー
DSC08976 - コピー
実銃について大して知らなかったので、この機会に少し調べてみました。
主にロシアのサイトを機械翻訳で調べています。間違って理解している部分もあるかもしれません。

2014年に前身のPL-14が開発開始、後に改良型のPL-15となり、そのコンパクトモデルのPL-15Kも登場。
何年も前のモデルが長く使われやすい拳銃の中では最新の部類ですかね?
一見ストライカー方式ポリマーフレームの銃っぽいですが、内蔵ハンマー式のダブルアクション、アルミフレームの銃らしいです。
ポリマーフレーム化は検討されているとの事ですが、まだ実現はしてなさそう。
ガスガンの商品解説ではポリマーフレームだったり、ストライカー方式としている所が大半なんですけど、PL-15Kの地元ロシアの記事ではそういった事は書いてない…?(ストライカー方式・シングルアクションのPL-15-01というモデルはあるようです)

現行モデルは「PLK(PLCと翻訳される事もあった)」という名前になり、PL-15Kとそっくりな外見のままストライカー方式のシングルアクションになったようです。
PL-15シリーズは高評価で、すでにロシアの法執行機関で使われ始めているとか。
旧式化してもずっと現役だったマカロフを更新したいみたいですね。

そんな銃を台湾のKIZUNA WORKSがガスガン化してくれました。
DSC09041 - コピー
PL-15Kのガスガンは目立つオレンジ色の箱に入っていました。あまり銃の箱っぽくないですね。
DSC09043 - コピー
日本仕様はハンマースプリングとリコイルスプリングが弱めになっているそうです。
それでも日本メーカーのガスガンよりはコッキングに力がいるような気がします。
DSC09044 - コピー
DSC09045 - コピー
説明書無しとか紙切れ1枚ではなく、カラーのまともな説明書付きです。
日本語表記は無いけどHOP調整方法など最低限の事は分かる。
HOP調整はチャンバーの前側からレンチで行います。スプリングガイドがはまっている部分なので外さないといけません。
DSC09046 - コピー
パーツリストもあるので分解する人は構造が分かりやすいと思います。
図を見た感じだとマルイのグロックと似た構造っぽい。DSC09028 - コピー
DSC09026 - コピー
箱にMarking Ver.と書いてある通り刻印入りです。
シリアルナンバーはカラシニコフ社が動画等で使用している実銃と同じで、ガスガンとしてのシリアルナンバーではないようです。
ネットで写真を見ているとガスガンの刻印は書体が違う物もありました。何でだ?
DSC08986 - コピー
DSC08987 - コピー
最近の銃らしく各レバーやボタンはアンビ…のように見えますが、常時左右から操作できるのはセーフティだけです。
実銃ではアンビのスライドストップは右側がダミーでした(別パーツだけど動かない)。
セーフティは左側だけ出っ張りがあり、右側は薄っぺらくて操作しづらいです。
スライドストップも同様のデザインで、右側はダミーですがアンビだったとしても操作性は悪そう。
マガジンキャッチは左右入れ替え可能。
DSC09053 - コピー
この個体はしっかりマガジンキャッチを押し込み、マガジンを引っ張らないと抜けないです。
グリップに半円形の切り欠きがあるのでマガジンを掴みやすい。
DSC09049 - コピー
アウターバレル先端は11mm正ネジになっています。
サイレンサーなどを付けたい人には便利ですね。
DSC09035 - コピー
DSC09036 - コピー
サイトは前後ともプラスチック製みたいです。
丸い窪みはあるけど白とかで塗られていません。

マガジンの注入バルブは海外仕様でしたが、ちゃんとガスが入って冷えてなければよく動きます。
日本仕様スプリングの効果か海外製にしては動作は良好だと思います。

パーツリストを見る限り、マガジンキャッチの左右入れ替えは簡単そうなのでやってみます。
左利きなので、入れ替えが出来るなら何となくやりたくなってしまう。
DSC09006 - コピー
DSC09003 - コピー
マガジンキャッチの上にあるピンを抜き、スプリングを上に抜けばマガジンキャッチが外れます(画像はすでに左仕様のスプリングの向きになってます)。
ここまでは簡単ですが、私はこの後やらかしました。
DSC09012 - コピー
マガジン形状が左右で異なっていて、右利き仕様の時はマガジンキャッチに当たる部分が斜めになっている。
左利き仕様にすると角張っている方がマガジンキャッチに当たるようになります。
少し丸っこくなっているものの、マガジンキャッチにぶつかるだけで横に動かせず、マガジンが挿さりません。
DSC09017 - コピー
私は先にマガジン形状をよく見ず「強めに差せばいけるか?」と思って何度か試してしまったのです。
その結果、マガジンキャッチに押し上げられてフレームが少しですが変形してしまいました…
結構薄い部分なのでこの程度で済んで良かった。これ以上やったら割れたりしたかも。
DSC09065 - コピー
加工無しでは解決できなそうなのでマガジンキャッチを削りました。
マガジンに当たる出っ張りを斜めにしています。
右利き仕様時にマガジンを保持する側なので、削りすぎると右仕様時に悪影響が出るかもしれません。
DSC09023 - コピー
分かりづらいけど左仕様になっています。
マガジンは入るようになったけど動きはイマイチなので、マガジンキャッチをさらに削るか、マガジン側も少し削ろうかな。
2024 2/29追記
もの凄く今さらで申し訳ないのですが、マガジンの差し方次第では加工しなくても良かったかもしれません。
PL-15Kとほとんど同じ構造で改良版みたいなMPL-1を購入し、MPL-1でもマガジンキャッチを左仕様に変えたりしていました。
その際に自分のマガジンの差し方の癖に気付き、元通りの状況ではないのですがPL-15Kでもう一度試してみました。
PL-15Kのマガジンキャッチは加工後にスペアを購入していて、無加工の物を持っているのでそれを使っています。
MPL-1
PL-15Kのマガジンは結局少し削ってしまったので、互換性があるMPL-1のマガジンを使用。
MPL-1のマガジン上部の形状はPL-15Kのマガジンと恐らく同じだと思います。

私は左手で銃を持ち、右手でマガジンを差し込む際、無意識にマガジン上部が銃内部の左側に当たるようにしていました。
PL-15K
PL-15Kのマガジンはある程度左右にガタつく余裕があるので、左か中心に寄っているとマガジンの平らな面とマガジンキャッチがぶつかる。
この状態だとマガジンを差し込むのは厳しいと思います。
私はこれをやっていて無加工では無理と考えていました。
PL-15K
先述の癖に気付いて「もしや」と思い、わざと右側にマガジンを当てながら入れてみました。
PL-15K
そうするとかなり抵抗があり、フレームの変形が怖いですがマガジンは差さりました…
右寄りだとギリギリでマガジンとマガジンキャッチの面取りされている部分が当たるようで、なんとか差し込めるみたいです。
スムーズに入るようにするならやっぱり加工はいると思いますが。

MPL-1のマガジンでしか試せていませんが、PL-15Kのマガジンでも右寄りに差せばいけたんじゃないだろうか…?
もっとスムーズに着脱できてほしかったが、一応無加工でアンビ対応でしたし、要加工呼ばわりはKIZUNA WORKSに悪いことをしてしまった。
DSC09008 - コピー
ついでに右側のスライドストップの構造を確認してみると、フロントシャーシ中央でネジ止めされていました。
ネジを外せば可動はしたので、頑張れば左右連動させられるかもしれない。


DSC09059 - コピー
ソ連やロシア系の拳銃が色々集まってきた。
割と最近まではトカレフくらいしか売ってなかったのにずい分増えましたね。
一時期流通していたMP-443も興味はあったものの売り切れて買えませんでした。今回のPL-15Kは購入できて良かった。

先日FN M1900のエアコッキングガンを買ってみました。
たまたま店頭で見かけ、6500円程で出来が良さそうだったので気に入って購入。
DSC08878 - コピー
DSC08879 - コピー
韓国のACROというメーカーの製品。
ダミーカートが入りそうな空間はあるだけで付属してないみたいです。
名前の通り1900年に登場したかなり古い銃で、量産された物としては初のスライド式自動拳銃だとか。
DSC08880 - コピー
説明書は付いてるけど韓国語なので全然読めない。
シンプルなエアコキなので読めなくて困ることは無いと思いますが…
DSC08883 - コピー
DSC08882 - コピー
日本語版ウィキペディアでは実銃の全長164mmとなっていて、このエアガンもほぼそのサイズです。
他の言語だと172mmとなっていたりするので正解が分からない。
どちらにしても小さめの銃です。

安めのエアコキですけど外観は良い感じだと思います。
塗装して本物っぽい質感にしたら面白そうと思って欲しくなってしまった。塗装は苦手なので買って満足して終わるかもしれませんけど。
DSC08884 - コピー
しっかり刻印も入っています。
DSC08886 - コピー
DSC08890 - コピー
なかなか豪快なパーティングラインがあります。
DSC08894 - コピー
スライドとフレーム後部の見た目は実銃とだいぶ違うみたいです。
構造が全然違うのでこういうのは仕方ないですね。DSC08892 - コピー
上下二連みたいですが下が銃身です。
DSC08901 - コピー
スライドはこのくらい後退します。銃身にも刻印がある。
DSC08912 - コピー
実銃ならここから排莢される。
左利きの私が現在よく見かける構え方をすると親指で塞ぎそう。
DSC08897 - コピー
DSC08900 - コピー
マガジン形状は本物風です。小さいので9発しか入らない。
面白いのはカート風パーツが入っている点。塗装かと思ったら金属パーツでした(真鍮製?)。

18歳以上用となっていますが、0.2gの弾で初速45m/sほどでした。
あまりパワーは無いですね。

もし塗装するなら分解も必要でしょうから挑戦してみます。
DSC08932 - コピー
とりあえず、どんな風に外れるか予想出来たリアサイト周りを外してみました。
中が見えるだけでスライドは取れたりしないので外す必要はないかも。
DSC08937 - コピー
他に分解につながりそうな物が無いのでフレームのピン2本を抜いてみる。
DSC08938 - コピー
それだけでスライドと中のメカがごっそり抜けました。
DSC08943 - コピー
DSC08945 - コピー
DSC08948 - コピー
各パーツはネジ等で固定されていないので、押したり引いたりで簡単にバラバラになっていきます。
こうやって完成形を見ると簡単な作りと思えますが、最初に考えて形にする人って凄いですよね。
DSC08950 - コピー
チャンバーもグニャグニャ広げたら外れました。
DSC08951 - コピー
アウターもインナーも無く、このプラパイプがバレルみたいです。
てっきりアウターバレルだと思ってました。
DSC08940 - コピー
DSC08941 - コピー
グリップに隠れてるピンを抜くとマガジンキャッチが取れました。
DSC08962 - コピー
セーフティレバーは内側の金属パーツで固定されている。
これがかなりしっかり留まっていて、フレームが割れたら嫌なので分解は諦めました…
DSC08942 - コピー
ランヤードリングとマグキャッチ基部辺りも外し方がよく分からない。
ランヤードリングは引っ張ると少し浮いたが、それだけじゃ外れなそうでした。
DSC08969 - コピー
セーフティレバーやランヤードリングの材質が気になって磁石を近付けたら、フレームやスライド等の樹脂製パーツの方にくっ付きまくるので驚いた。
かなり軽いエアガンなのでそんな感じはしないけど、一部のトイガンで使われていたようなHW樹脂なのかな?
強度は期待できなそうですね。

DSC08972 - コピー
塗装とかしてみようと思って買ったものの、イジっているうちに素の状態でも全然悪くないと思えてきてしまった。
このままで良いかな?

こういう古い銃は日本メーカーにももっと作って頂きたい。
とはいえ、やっぱりグロックとかSIGとかじゃないと採算が取れないんでしょうか…

DSC08678 - コピー
前に買ったVFC製ガスブロVP9用のスライドを買ってみました。
DETONATOR製で、陸自で採用されたモデルと同じSFP9Mにできる製品です。
DETONATORは韓国メーカーのようですが、タナカの9mm拳銃用のスライドも陸海空3種類発売していたりする。自衛隊推しなんですかね?
2
3
4
アルミ削り出しの綺麗に作られたスライドで、錨と槍のマークと通常型より広範囲にあるセレーションが再現されています。
5
6
バレルは純正だと白文字だったシリアルナンバー(文字無し版もある)が黒で凹刻印になる。
7
チャンバーから出ているスプリングの引っ掛け方が変わっています。
8
バレルとスライドと同じ数字のフレーム用シリアルナンバープレートも付属。
2022 12/30追記
現在は画像とは違うシリアルナンバープレートが付属しています。


DSC08567 - コピー
DSC08568 - コピー
DSC08571 - コピー
細かい事は書いてないけど説明書は付いていました。
DETONATOR製品は割と高評価のようですが、海外製ガスガン用の海外製社外品スライドなので、頑張って加工しまくって付ける覚悟で買っています。
説明書の通り、銃本体の製造時期によっても組み込み難度は変わるのかも。
12
私が持っているVP9は2年半くらい前に買った個体です(恐らく当時最新ロット)。
この前後のロットでどのくらい違いがあるのか、無いのかは分かりません。
13
組む前に純正スライドと比較してみると、SFP9の方が少しグレーっぽい色をしている。
14
表面はSFP9(左)の方が綺麗ですね。
15
VP9本体は古い商品なのですでにネット上で分解方法が公開されています。
ここで細かく書きませんが、スライドはほとんどネジを外すだけです。
フロントサイトだけはネジを締めると外せます。
16
パーツ移植前に中身空っぽのSFP9スライドをフレームに通してみました。
最悪の場合、この時点で付かないとかも覚悟していたんですが、すんなり組めました。
純正スライドよりタイトな作りでガタつきは少ないです。
17
スライドのパーツ移植は何も問題無くあっさり終わりました。
DETONATOR独自の可動式エキストラクターも問題無し。

ガスブロVP9は海外製なので最初からメタルスライドが付いています。
アルミだと思っていたのですが、VP9の方が重く感じたので量ってみるとスライド単体でVP9純正が150g、SFP9Mが70gくらいでかなり差がありました。
さすがに磁石は付かなかったのでVP9純正スライドは亜鉛か何か?
18
アウターバレルの組み込み前にチャンバーのスプリングをスライド付属の物に交換(銀色の方)。
19
スプリングの向きは説明書に書かれていないのですが、付けやすかった写真の向きにしてます。
20
21
アウターバレルはそのまま組めるけどショートリコイル時の動きが悪かった。
ガチャガチャ動かした後に外すと一部が擦れて銀色になっている。
そこまで酷い状態ではないので、アウターバレル側を少し削ってオイルを塗るくらいで改善されました。
22
大したトラブルは無くバレルも完成。

その後、スライドとバレルが完成したのでフレームに取り付け、ガチャガチャ動かしたり空撃ちしたりしました。
動作はしたし、スライドを引いた感触もこんなもんだろうと思っていたら、抜いたマガジンを見ると一部が削れていた。
23
マガジン上部の右側だけ削れている。
24
違和感は無かったけどスライド内部、エキストラクター付近が干渉していたようです。
25
そんなにがっつり擦れている訳ではないみたいなので少しだけ削りました。
組み直して動かしてみると、余計な抵抗が無くなったのでスライドの動きがスムーズになりました。
26
フレームのシリアルナンバープレートも交換。
分解が少し面倒なだけで組み込みに問題は無かった。
これの向きも説明書に記載されてないので、雑誌やネットで写真を探して組みました。
ネットで自衛隊のSFP9のシリアルナンバープレートが写った写真を発見、それと同じ向きにしています。
実銃のプレートはDETONATOR製でいうところの「225-000853」の後に「 JP〇〇(数字2桁)」と続いて、もっと隙間無く文字が詰まっていました。
スライド付属のプレートでは自衛隊仕様を完全再現とはいかないようです。
2022 12/30追記
現在は仕様変更され、自衛隊仕様を再現した物が付属しています。
タグ
タグ5

27
ちなみにDETONATOR製スライドの「225-000853」というシリアルナンバーについて、シリアルナンバープレートの向きを調べていて気付いたのですが…
28
アームズマガジン2022年5月号の陸自SFP9M特集に写っている実銃と同じです。

29
30
まともに組めない、動かないという惨状も想定していたんですが、割とあっさり完成しました。
一部をちょっと削った程度で普通に動作しています。
写真では分かりづらいですけどグレーっぽいスライドで、フレームとスライドで色が違う本物に近い見た目になったと思います。
31
32
スライド後端のチャージングサポートが大型化されコッキング時、より滑りにくくなりました。
33
本来ならグリップの「VP」刻印は「SFP」じゃないとおかしいんですけどこれは仕方ない。
34
無事SFP9Mが完成したのでガンスタンドも買ってみました。
35
これで見覚えがある展示ができます。
これだけ見ると本物みたいですね。私のVP9の場合は多少調整が要りましたが、DETONATOR製スライドの出来は非常に良いと思います。

2022 6/3追記
もしかしたらVP9の製造時期や個体差でスライドと相性が悪いだけかもしれませんが、動かしているうちに問題点に気づきました。
DSC08784 - コピー
ガスブロVP9はスライドが後退していればトリガーを引いてもスカスカで、ハンマーはシアーに押さえられたまま動かないはずです。
しかしSFP9Mスライドを組んでいると、スライドストップが掛かる位置にあってもハンマーが落ちてしまうみたいです。
そもそもスライドが後退しているときにトリガーを引かなければいいのですが、純正スライドでもブローバック時に稀に発生するらしいので、SFP9Mスライドで普通に使っていても発生するかもしれない。
ガスブロVP9でそれが起きると面倒な事になります。
DSC08756 - コピー
スライドがここまでしか前進できなくなります。
DSC08735 - コピー
ガスブロVP9はスライド後部にある銀色の板がハンマーをコッキングする構造です。
DSC08742 - コピー
コッキングし終わって前進するときは板がめくれて少ない抵抗で戻れます。
この板がハンマーより後ろにある時にハンマーが落ちてしまうと、隙間にハンマーの頭が入ってしまうらしくスライドが前進できなくなる。
スライドを引いてもハンマーをコッキングできず、コッキングできないのでスライドを前進させて外す事もできないです。
DSC08777 - コピー
こうなったらノズルの下辺りに細長い物を差し込み、ハンマーを直接コッキングできれば直せます。
中は見えないしハンマースプリングは強いのでやりづらいですが、上手くいけばカチッとハンマーが固定されます。
途中でスライドがリリースされやすいのでしっかり押さえ、傷を付けたくない場合は対策もしましょう(私はテープを巻いた六角レンチでやりました)。

こうなってしまうのは、トリガーバーがスライドに上手く接触できないのが原因っぽいです。
DSC08821 - コピー
VP9のトリガーバーは上に3つ出っ張りがあります。
DSC08643 - コピー
これは純正スライドの写真。
スライドストップが掛かる位置の場合、トリガーバー前側の出っ張りがスライド内側に当たります。
擦れる部分に跡がありますね。
スライドがトリガーバーを押し下げていればトリガーを引いてもスカスカで、ハンマーはシアーに押さえられたままです。
DSC08830 - コピー
抜け殻になったスライドを付けるとパーツの動きが見えて面白いです。
DSC08655 - コピー
DETONATOR製SFP9Mのスライドだとこんな感じです。
可動式エキストラクターがあるので作りが全然違う。
スプリングの溝にトリガーバーが入ってしまうのか、溝周辺の高さが合ってないのか分かりませんが、トリガーバーがスライドに当たらないみたいです。
その状態だとハンマーを押さえているシアーとトリガーバーはくっついていて、トリガーを引くとシアーが押されてハンマーを開放してしまいます。
スライドが後退中でもお構いなしです。
DSC08805 - コピー
試しにプラ板を両面テープで貼り、厚みを増して溝を塞いでみました。
この状態だと正常に動作し、トリガーはスカスカになります。
黒い線はトリガーバーに削られた部分をペンでなぞったものです。溝の上かどうか微妙な位置が削れてますね…
DSC08837 - コピー
上記の問題はスライドストップが掛かる位置で発生します。
その少し前まではノズルの一部がトリガーバーを押しているようで、ノズルがしっかり後退していればトリガーはスカスカです(ノズルがチャンバーにハマって伸びていると誤作動します)。
DSC08836 - コピー
スライドストップが掛かる位置まで行くと上にノズルが無くなり、前側の出っ張りが上手く機能しないのでダメっぽい。

私としては自分が気を付ければ済む問題なので「このままでいいや」なんですけど、人によっては気になりそう。
割と簡単に組めて、見た目も良いスライドなので、これが仕様だとしたらちょっと惜しいですね。

DSC08264 - コピー
MODIFYのPP-2000を民間仕様にするコンバージョンキットを買いました。
1月に発売された物で買ってから時間が経っているのですが、最近になってちゃんと触ってみたのでネタにしてます。
DSC08265 - コピー
入っているのはアッパーレシーバーとストックのみ。
コンバージョンキットというと組み込みが大変な物も多いと思いますが、OTs-126は簡単に着脱できる部分なのですぐ完成します。
DSC08272 - コピー
OTs-126のキットにはリコイルスプリングとスプリングガイドは入っていません。
ここだけはPP-2000から外して組み込まないといけない。

DSC08274 - コピー
ほぼアッパーレシーバーとストックを交換するだけなので簡単に完成。
のんびりやっても1分も掛からないんじゃないでしょうか?
私が持っているPP-2000はBATON版が出る前に流通していた物ですが、OTs-126キットは問題無く組めました。
DSC08270 - コピー
元のPP-2000よりかなり長くなります。
さすがにインナーバレル長は日本版では短いままです。
DSC08276 - コピー
DSC08275 - コピー
ストックはAR-15系の伸縮式になります。
最大まで伸ばすとPP-2000のストックより長くできる。
DSC08384 - コピー
DSC08385 - コピー
DSC08391 - コピー
付属のストックはFAB DEFENSEのGL-COREです。
特に実物かレプリカかは記載されていませんが、たまたま実物(右)を持っているので比べると若干形状が違ったりネジが違ったりするのでレプリカっぽい。
さすがに実物ストックをガスガン一個一個に付けたりしないか。
DSC08369 - コピー
ストックを外すと出てくるAR-15系のバッファーチューブ。
この棒が生えるだけで対応ストックが無数に増える。
実銃でもトイガンでも似たようなパーツは多いですね。
DSC08372 - コピー
マルイのガスブロM4のストックも付きました。
DSC08373 - コピー
ただ、OTs-126のバッファーチューブは溝が浅いようで、このストックだと1ポジション動くごとに少し引っ掛かり、スムーズに伸縮できませんでした。
DSC08374 - コピー
実物GL-COREだと問題無し。
ストックとの相性があるみたいです。
DSC08280 - コピー
DSC08279 - コピー
もちろんアッパーレシーバーかストックだけ交換もできます。
サバゲー等で使いたい人はPP-2000ベースでストックだけ交換するのが使い易そう。

実銃のOTs-126は法律に合わせて全長が伸びましたが、そんなの関係無い日本で使うガスガンとしてはデカく重くなっただけですね。
OTs-126の見た目が好きな人、レールに色々付けたい人以外は普通のPP-2000の方が良いんじゃないかな…

私が持っているPP-2000はBATON版より前の並行輸入品で、PP-2000系でも古めの個体だと思います。
OTs-126のパーツと見比べると細かい違いがちょこちょこありました。
DSC08368 - コピー
コッキングハンドルの付け根がOTs-126の方が大きく面取りされ、丸っこくなっていました。
DSC08362 - コピー
HOP調整のネジ部分も変わっていました。
OTs-126ではワッシャーが追加されています。
DSC08489 - コピー
本体側のネジ部分も若干形状が違う。
DSC08496 - コピー
HOP調整ネジとバネの長さも変わっていて、OTs-126の方がどちらも短くなっています。
ネジが長いPP-2000の方が調整幅が広く、OTs-126はかなりネジを締めてHOPを掛けないと弾ポロしやすかったです。

DSC08359 - コピー
ノズル形状も少し変わっています。
PP-2000は真っ直ぐでしたがOTs-126はチャンバー側が斜めになってます。
これの影響なのかOTs-126は少し強めにマガジンを差さないとマグキャッチが掛かりづらいです。
DSC08503 - コピー
ノズル上部のパーツがOTs-126では金属製になり、ネジも太くなっていました。
ブローバック時にノズルがこのパーツにぶつかるはずなので、細いネジと樹脂製パーツでは強度不足だったんでしょうか?
OTs-126のノズルは金属パイプのような物が詰まっていて、ガスの放出量を絞っているみたいです。
これは改良とかではなく、日本向けのCO2仕様でしょう。
私はフロンガス仕様マガジンしか持っていませんが、PP-2000のボルト(の中身のノズル)ではマガジンを少し温めて0.2gBB弾の初速80m/sくらい、OTs-126のボルトでは50m/sくらいでした。
BATON版PP-2000系はCO2で使う前提みたいなので、フロンガスでパワーが出ないのは仕方ない。
BATON版CO2マガジンは並行輸入の本体に使えないようになっているそうですが、これだけ初速に差があるなら当然の対応ですね。

海外メーカー、海外トイガンは評価がイマイチなのも多いですが、日本メーカーが発売しない銃を出したり、改良しつつバリエーション展開してくれるのはありがたいです。

最近はすてんがん工廠のJVS-V1を製作していて、休みにちまちま作ってたので1か月以上掛かってしまいました。
DSC08237 - コピー
実は何回か前のビクトリーショーで買っていた物です。
いつか気合入れてちゃんと塗装とかして仕上げようと思ってすぐに作らなかったんですよね。
月日が流れ最近急にやる気になったんですが、買ってから2年くらい経ってるかもしれません…
キットは33000円となっていますが、会場価格でこれより安く買っていたと思います。
2024 1/30追記
現在は価格改定されキットが16000円、完成品が30000円になっています。
いつの間にかかなり値下がりしてました。
すてんがん工廠さんとしては完成品を製作する時間が無いので、出来るだけキットを購入してほしいそうです。

1
ダミーのレーザーサイトなのでパーツ点数は少ないです。
DSC08162 - コピー1
本物っぽい銘板も付いています。

見た目だけのダミー仕様と、ハートフォード製レーザーサイト「ビームフォード」内蔵仕様を選べます(ビームフォードは別売り)。
材質はプラスチックとしか書かれていないのですが、ガレージキットの模型に多いレジンキャストってやつですかね?
説明書にはまずパーツの離型剤を落とすように書いてあり、接着は瞬間接着剤が指定されています。
レジンキャストだとしたら初挑戦です。
3
各パーツ形状は実物そっくりで、実物もほとんど黒い塊なので、組み立てるだけでもそれっぽくなると思います(画像はパーツを乗っけただけです)。
ただ、接着してもパーツ同士の隙間が目立ちそうで、やった事もない「合わせ目消し」をして塗装もしたいとか思ってしまった。
そんな事を考えなければ買ってすぐ組んでいたかも。
4
私にしては珍しく製作中の写真を撮っていました。
パーツの隙間に瞬間接着剤を盛り、削って形を整えた後です。
ネットの情報を見ながら「合わせ目消し」に初挑戦しましたが、綺麗に仕上げるのに苦労しました。
削らなくていい所も削れてしまったり、パーツに傷つけてしまったりして、それも接着剤を盛って誤魔化しました。

ちなみに、リアルさ重視で仕上げるなら合わせ目を消してしまうのは間違いかもしれません。
実物がどんなパーツ構成か分かりませんが、写真によってはキットの合わせ目の位置にうっすら線が見えたりします。
5
6
どちらかというと合わせ目より自分のミスを誤魔化すのに苦労し、何とか塗装も終わって完成しました。
ダイヤルの白線とマウントの文字を塗るのも大変でした…
ビームフォード無しのダミー仕様で組んでいます。
7
合わせ目は何とかなりましたが、傷を消そうとして接着剤を盛った部分がびみょーーに消し切れていなかった。
写真じゃほぼ分からない程度で、現物を見ても一目ではバレないと思います。
しかし作った本人は知っちゃっているので気になってしまう…
気になる点はあるものの、我ながらずい分綺麗に作れたと思います。初心者としては大健闘じゃないでしょうか?
8
レーザー部分はテープを巻いて挿し込んだだけで、外そうと思えば外せるようにしました。
ビームフォードを入れたくなったら簡単に組み込めます(多分)。
9
10
あと、説明書通りだとダイヤルを付けてから本体上下を接着するのですが、合わせ目消しや塗装をしづらそうなのでダイヤルは後で付けたかった。
amazonで見つけたL型ドライバー(H&H L型ドライバー +1×75 #201Lという商品でした)がギリギリ入ったので、本体上下を接着した後、ドライバーでネジが回らないよう押さえてダイヤル側を回して固定しました。
もしネジが緩んだりダイヤルが外れても、ここを外せれば対処しやすいです。
11
12
13
マルイのガスブロ89式小銃に付けるとこんな感じです。
JVS-V1は専用マウントで銃身を挟んで固定されています。
20mmレールやM-LOK、KeyModのハンドガードにゴチャゴチャ付けるのが当たり前の今では珍しい付け方ですよね。
14
JVS-V1はこういう機械にしては小さいと思います。
15
16
89式にJVS-V1と照準補助具レプリカを付けたところ。
20式小銃が登場しましたし、これが89式小銃の最終形態になるんでしょうか?

ネット上では20式は海外メーカーのレーザーサイトを使うという情報を見かけます。
もしそうなれば自衛隊しか使ってない物よりレプリカは発売されやすくなるかもしれません。
でも、JVS-V1みたいな自衛隊独自の装備、そのレプリカのようなマニアックな品を見る事が無くなるのは寂しい気もします…

DSC08127 - コピー1
ハートフォード製M1895ナガンリボルバー用の木製グリップとダミー弾頭を買いました。
私が持っている実物グリップは無加工で付けられず、ダミーカートもリアルサイズは入らないので、どちらも欲しかった商品。
DSC08128 - コピー
しっかりチェッカリングされた綺麗なグリップです。
DSC08131 - コピー
元の樹脂グリップと並べると、やっぱり木製の質感は良いですね。
実物グリップも樹脂製はありますが、木製が付いてるイメージが強いので交換したかった。

ナガンは内側からグリップをネジ止めしてるので少し分解しないといけない。
DSC08134 - コピー
フレーム側のネジはメインスプリングの奥に隠れてます。
固いスプリングなので着脱時に他のパーツを吹っ飛ばしたり傷つけそうで怖いです。
DSC08133 - コピー
サイドプレート側は邪魔な物が無いので簡単。
DSC08139 - コピー
メーカー純正なだけあって各グリップは問題無く組めました。
動作に影響もありません。
実物グリップだと若干形状が合わず、フレームから飛び出したり、グリップが干渉してサイドプレートを組めなかった。
DSC08143 - コピー1
次はダミー弾頭と空撃ち用パーツ。
これだけ見ても何だかよく分からないですよね。
DSC08145 - コピー
こんな風にシリンダーのインサートをダミー弾頭で挟んで取り付けます。
バネは銃に付属の発火カートリッジに仕込んで空撃ち用にできます。
DSC08146 - コピー
ダミー弾頭を付けるとこんな感じに。
インサートはほとんど見えなくなります。
DSC08151 - コピー
元の発火カートよりはるかに見栄えがいいですね。
構造上仕方ないので発火カートは悪くないですが…
DSC08149 - コピー
空撃ち用カートはパーツを入れてフタをするだけで作れます。
左が空撃ち用、右が元の発火用です。
空撃ち用になったとはいえ、あまりやりたくないですけど。
DSC08155 - コピー
DSC08157 - コピー
前から弾がよく見える銃なので、ダミー弾頭があると弾が装填されてる感が出ますね。
もちろんシリンダーが前進しても動作の邪魔にはなりません。
DSC08152 - コピー
木製グリップとダミー弾頭を付けた状態。
木製グリップの質感も良いですが、変わった弾のナガンではシリンダー前面から見える弾頭(薬莢)もありがたいパーツです。
購入時の状態よりも断然今のほうが好みです。

ハートフォード製のM1895ナガンリボルバーが遂に発売されました。
真っ白なフレームだった試作品が展示されはじめてからもう5年近く経っている。無事に発売されて良かった。
最近は日本ではトイガン化されてなかった好きな銃が続々発売され嬉しい限り。
DSC08000 - コピー
箱は他のハートフォード製モデルガンと似たデザイン。各部の名前がロシア語で書いてある。
何となくハラハと読んでしまいそうな「Нагана」はナガンの事。
「Ура」がヤパーでなかったり「СССР」がシーシーシーピーではないのと同じですね。ロシア語、キリル文字って難しい。
ベルギー生まれの銃ですけどロシアが採用して大量に作ったので、ロシア・ソ連の銃というイメージが強い。
DSC07976 - コピー
DSC07978 - コピー
モデルガンを初めて見たときは小さく思えた。
説明書には実銃の全長234mmと書かれていてモデルガンも同じサイズです。
数値だけは見た事があったので大きい銃のイメージがあったのですが、何というか細身な感じで大きいとは思わなかった。
シリンダーが特殊な構造で使う弾も特殊、リボルバーとしては多めの装弾数7発だったり変わった銃です。
DSC07985 - コピー
実銃なら7.62mmの弾が発射される銃身はかなり細い。
DSC07984 - コピー
サイドプレートの刻印はハッキリ、キレイに入っています。
1936年はトゥーラ造兵廠で生産してたようなのでそこのマークなのかな?
DSC08018 - コピー
実銃の解説を読むとダブルアクションオンリーの銃とされている事が多いですが、モデルガンではシングルアクションとダブルアクションどちらでも撃てます。
説明書の解説では実銃はシングルアクションオンリー・ダブルアクションオンリー・両方できる初期型の3種類が存在し、シングルアクションモデルは後にダブルアクションに改修されたそうです。
モデルガンのような初期型はいつ頃まで作ってたんだろう?
日本語の情報が少ない銃は機械翻訳で外国語のウィキペディアや海外サイト等を読んでみるんですけど、機械翻訳だとよく分からない事が多い…
DSC07987 - コピー
DSC08015 - コピー - コピー
右側にはローディングゲートがあり、装填と排莢はここから1発ずつ行わないといけない。
SAAと似てますね。
DSC08008 - コピー
ローディングゲートは先端がシリンダーのくぼみに引っかかり、シリンダーの逆回転(左回転)防止の役割もあります。
防止してるのは左回転だけで、右には回そうと思えば手で回せました(普通はやらないと思いますが)。
DSC08004 - コピー
DSC08012 - コピー
排莢するときはエジェクターロッドを使って薬莢を押し出す。
本物のリボルバーでは発砲時に膨張した薬莢がシリンダー内に張り付き、エジェクターロッドを使わないと排莢できない事も多いそうです。
モデルガンのカートは膨張しないので銃口を上に向ければカートが自重で落ちてきます。
もしも戦闘中に再装填なんて事になると大変ですね。全弾装填するには7回排莢して7回装填しないといけない。
DSC07998 - コピー
ナガンの特徴であるガスシールシステムがしっかり再現されています。
一般的なリボルバーは構造上バレルとシリンダーの間が空いていて、発砲時にここからガスが噴き出します。
ナガンも普段は隙間があります。
DSC07997 - コピー
しかしナガンはハンマーがコックされるとシリンダーが前進し、バレルとシリンダーの隙間が塞がれる。
この機構でガス漏れを防ぎ、弾丸の発射にガスを無駄なく使えます。
リアルな模型があると構造が分かりやすいですね。
モデルガンは動作を再現しているが、安全性や動きの良さを優先して完全閉鎖はしないそうです。

リボルバーはサイレンサーを付けても意味が無いといわれますが(完全に無意味ではないらしい)、ナガンはガスシールシステムのおかげでサイレンサーが効果を発揮し、サイレンサー付きモデルが存在します。
DSC08043 - コピー
付属のカートを装填するとこんな感じ。
実弾だとシリンダー前面の窪みから少し飛び出すほど長い弾です。
DSC08016 - コピー2
カートは5mmキャップ火薬が2つ入るタイプ。本物より短いのはモデルガンの構造上しかたない。
7.62×38mmナガン弾は実弾だと長い薬莢の中に弾頭が隠れている変わった弾で、弾が出るときに薬莢先端が広がり、ここでもバレルとシリンダー間のガス漏れを防ぐようになっています。
弾もガスシールシステムの一部みたいなものなのかな?
DSC08027 - コピー
DSC08019 - コピー
DSC07995 - コピー
珍しい点が多いナガンはグリップも変わっている。
左右と真ん中の3枚に分かれています。真ん中はグリップインナーというそうです。
グリップインナーはフレームの前と後ろに露出しています。
グリップは樹脂製で、メーカー純正の木製グリップは後から発売予定。
DSC08021 - コピー
フレーム右側のネジを抜くとサイドプレートを外せる。
BB弾の発射機構やウェイトも無く本物そっくりなメカが詰まっています。
シリンダーもエジェクターロッド付近のパーツ1個を抜くだけで外せる作りでした。

DSC08022 - コピー
モデルガンに付けたくて発売前から実物グリップも用意していました。
使い込まれた感じがカッコいい。
DSC08035 - コピー
純正樹脂グリップよりチェッカリングが粗いです。
海外のネット掲示板でナガンに詳しい方々の説明を読むと、木製グリップは時期によって種類が色々あるようです。
初期の方がチェッカリングが細かく、第二次大戦頃が粗いみたいです。
私が持っているグリップは第二次大戦中の一番チェッカリングが粗いタイプになるっぽい。

古い木製グリップなので個体差はあると思いますが、残念ながらこのグリップは無加工で取り付けは出来なそうです。
DSC08029 - コピー
DSC08041 - コピー
取り付け出来なそうと書きましたが、分解した状態でフレームとサイドプレートに実物グリップを付ける事は出来るんです。
ネジも実物が使えました。

DSC08039 - コピー
しかし組み立てようとするとグリップ下部がフレームに結構干渉しています。
フレームが割れそうで怖いので少し削ったほうが良さそうです。
グリップインナーが飛び出ていますが、実銃でもこういう個体はあるのでコレは特に気にしていません。
DSC08033 - コピー
後ろもグリップインナー上下が少し出っ張る。
私はこのままでいいと思ってますけど、グリップインナー前後をキレイに収めたいとなると加工が大変そうです。
DSC08037 - コピー
サイドプレートは乗っかっているだけですが完成イメージ。
グリップが変わるだけでも雰囲気が全然違いますよね。
取り付けだけならグリップ加工は簡単に出来ると思います。しかし実物グリップを加工するかどうかで迷い始めてしまった。
実物グリップが付いたナガンは最高にカッコイイが、実物グリップはこのまま残したい気持ちもある…

↑このページのトップヘ