あれこれ気ままにコレクション

YAHOOブログが2019年12月でサービス終了となったので移行してきました。 主に自衛隊関係のトイガンや装備品などを集めたり、たまに自作もしています。 ロシアの銃も好きで時々買っています。 製作依頼は受付していません。

カテゴリ: 鉄帽覆い

またまた鉄帽覆い作り。
今回は覆いの横から紐が出てるタイプで、使った生地はビニロン/コットンっぽい生地です。
DSC07588 - コピー
昔作った頃よりもネットや本などで多くの写真を見られるようになり、官品のタグの写真なんかも幾つか見つけることができました。
見つけた中で一番古い製造年は2011年でしたが、その時期の陸自の写真を色々見ても旧型覆いばかり写っていると思います。
当時の最新装備だったんでしょうか?
タグに書かれている名前は「戦闘鉄帽覆」で、構造が違う旧型と名前は変わっていないようです。

最近は自衛隊の部隊や駐屯地ごとのtwitterアカウントが増え、情報発信してくれています。
自衛隊の活動内容を知る事ができるだけでなく、写真も多いので自作の資料としてもありがたい存在です。
DSC07625 - コピー
この覆いは耳の辺りから紐が出ています。官品と同じ紐が見つからないのでパラコードを使っています。

この構造になった理由は未だに分かりません。
前に作った頃に「雨垂れ軽減目的では?」みたいな話があり、効果がありそうにも思えたので一時は「そうなのかも」と思っていた。
しかし後にこの覆いを仕事で使っている本職さんとお話しする機会があり、覆いについて質問してみると「覆いの形状は関係無く濡れる」との事で、そういう効果があるとは感じていないようでした(こういうのは個人差もあると思います)。

本職さんの写真を見ていると、明らかにサイズが小さい旧型覆いに無理やり顎紐を通している物も多いです(覆いがすごい形になっている)。
新型の構造なら覆いが縮んでも鉄帽に紐を引っ掛けて固定できるので、サイズが縮んでも使いやすくしたとか?

この覆いの海自・空自迷彩版は今のところ私は見た事がありません。
陸自では迷彩2型の他に砂漠迷彩版、評価支援隊の迷彩版もあり、旧来の2点式顎紐が付いた鉄帽の覆いは旧型から新型にどんどん更新されているようです。
DSC07595 - コピー
サイズはしっかり被せれば鉄帽のフチが完全に隠れるようにしました。
本物のこんな感じの写真もあるし、使い込まれて縮んでしまったのか鉄帽が露出しまくりの写真もあります。
新品の官品を採寸したり、仕様書を確認しないと正しいサイズを知る事はできないでしょう。
DSC07597 - コピー
昔作った物はキレイに作れるようになってきた旧型覆いをベースに、紐が出てる辺りだけ形を変えて作っていました。
今回作った物は型紙を作り直し、全体の形を変えています(左が今回作った物、右は旧型の共済組合覆い)。
なぜ型を変えたかというと真ん中の生地の幅を狭くしたかったからで、本物の写真を見ているとこのタイプだけはやけに幅が狭く見えるんです。
DSC07590 - コピー
型紙を変えて一からやり直した結果、後ろの一部だけ生地が余ってカッコ悪くなってしまった。
濡れると縮む生地なのでチャコペンで付けていた印を消すのを兼ねて洗い、多少縮ませてもこの状態です…
前から見ると悪くないと思うのですが後ろは残念な出来になってしまった。また作る事があれば改善したい。

横の紐が特徴のこの鉄帽覆いですが、訓練等で使用されている写真を見ていると紐の使い方は人によって違うみたいです。
DSC07582 - コピー
顎紐のネジに引っ掛けているパターン。
鉄帽覆いをしっかり固定するにはこれが一番良さそう。
DSC07583 - コピー
顎紐を通すだけのパターン。
これも結構見かける。
DSC07585 - コピー (2)
どこにも引っ掛けたりしてないパターン。
この使い方も多い。木の枝とか引っ掛かったりしないんでしょうか?
DSC07606 - コピー
テーブルに置かれた展示品でしたが88式鉄帽2型に被せてある物もあった。
2型だと紐が引っ掛かる相手がいない…

写ってるのが数人の写真でも紐の状態はバラつきがあったりします。
レプリカが発売され、皆で装備できるようになれば紐で個性を出せて面白そう(統一したい人もいると思いますが)。

ミシンで自作を始めてそろそろ5年近く経ちます。
始めたきっかけはレプリカが売ってないこの鉄帽覆いを作りたかったからだったりするので、個人的には非常に重要な存在です。
当時はまさかこんなに長く鉄帽覆いを作り続けるとは思っていませんでした…

DSC07621 - コピーDSC07624 - コピー
自分用に作った個体と同じく後ろに問題がありましたが、もう一個作った物をヤフオクに出品していました。

1
リップストップ生地の海自鉄帽覆いを作った際、昔作った物をもう一回作るのも良いなと思い、空自デジタル迷彩覆いを久しぶりに製作しました。
前回作ったのはもう4年も前。
2
左が今回作った物、右が4年前の初代自作空デジ覆いです。
並べて見ると右の方が生地がたるんで鉄帽に密着できていない部分が多い。縫うのに使った糸も変えたので少し目立たなくなっているのですが、どちらも生で見ないと分からない程度の差かもしれない。
DSC07481 - コピー
これは初代自作空デジ覆い。
DSC07480 - コピー
こっちが4年後版。
全体的にかなり仕上がりは良くなったと思っているのですが、なんだか写真だとあまり変わらないような気がする…
5
ベルクロや紐は今回もグレーの物を使っています。市販の覆いだと迷彩に合わない緑系の物が使われていている部分。
鉄帽に被せたら見えないので緑でも赤でも大して問題は無いですけど、せっかく一から作るんだからここは実物と同じ色にしたい。

今見ると気になる部分もある初代自作空デジ覆いですが、作った本人としては評価したいところもあった。
67
すっかり忘れていたが初代には官品や共済組合品に付いているタグ風に白い布を縫い付けていた。実物っぽくしたくてやっていたわけですが、フチがほつれやすかったから空デジ覆いでしかやらなかったなぁ…
結果はどうであれ、4年前の自分のこういうチャレンジ精神は見習いたい。どう考えても今より変な事に挑みまくっている。

色々気付ける事も多くて面白いですし、昔作った他の覆いもまた作ってみようかな?


今回の空自覆いは2個作り、1個はヤフオクに出品していました。

12
興味があった森の写真みたいな生地で鉄帽覆いを作ってみました。
Mossy Oak社のBreak-up Countryという迷彩生地です。
鉄帽覆いばかり作って芸が無いと思われそうですが色んな生地で作るのが面白いので仕方ない。
3
使ったのはこんな生地で、これだけ見ると森の写真や絵みたいですよね。
この手の迷彩は色々ありますが、色合いや模様を気に入ったBreak-up Country生地にしました。
Mossy Oak社はハンティング用などアウトドア系の商品を作っているアメリカのメーカーです。同社の迷彩は軍での採用実績は無いそうなので、軍用ヘルメットのカバーなんかは作っていないと思います。
4
5
これはMossy Oak社のサイトにある画像で、落ち葉や枯れ木があるような季節では抜群の迷彩効果を発揮する生地みたいです。
陸自の迷彩2型以上に特定の環境に特化した迷彩ですね。
人が居ると分かってる写真ならまだ見つけられますが、私が森の中を歩いていてこんな格好の人が視界に入っても全く気付かないでしょう。
こういう迷彩で日本の植生に合わせた物を作ってくれると面白そうですね。リアル熊笹迷彩とか。
6
7
この覆いは左側が樹皮模様、右側は木の枝などが描いてあって奥行きがある感じがします。Break-up Country迷彩の中ではこれでも地味な色の部分ですね。
私は生地を切るとき、どの模様の部分を使うかはあまり気にしていません。
今回はたまたまこの模様になりましたが、Break-up Country迷彩は模様が大き目で、使う部分を選ばないと鉄帽覆い程度の大きさでは全面樹皮模様とかになる可能性があります(それが良ければ狙って作れるかも)。
8
9
これは覆いと同じ生地の上に置いてるので馴染んで当然ですが、生地に合った場所なら本物の森の中でも目立たなそうです。ネタで作った物ですし日本の植生でどのくらい効果があるかは分かりませんけど…
秋~冬頃、アメリカの森で88式鉄帽を被ってハンティングでもする機会があれば役立つかもしれません。

DSC07317 - コピー
海自デジタル迷彩の鉄帽覆いのリップストップ生地版を作りました。レプリカが売っている今となっては自作する必要はあまり無いのですが、何となくこの生地でも作りたくなってしまいました。
海自迷彩の生地は売っていないので、勿体無いけどエスグラ製迷彩服を解体して生地として使っています。
DSC07319 - コピー
このリップストップ生地は海自マークがちゃんと入っていてカッコイイ。元の縫い目があった所を避けると生地のどの部分を使うかはほとんど選べないので、海自マークの位置や向きにこだわっていません。
過去に加賀屋産業の海自迷彩服でも鉄帽覆いを作った事がありますが、エスグラ製の方が生地が柔らかくて縫いやすく、海自マークもあって見た目が良い。
もっと早くエスグラ製生地が欲しかったなーとは思うものの、前は加賀屋産業製しか海自迷彩服は無かったし、売ってただけでも有り難いと思うべきか。
DSC07316 - コピー
形は現在販売されているレプリカと同じタイプです。今までに作った覆いと生地以外で変わった点はないのであまり書くことが無い…

作っておいてなんですが、官品のリップストップ海自覆いはあるんでしょうか?
迷彩服はリップストップになってるようなので鉄帽覆いも変わってても不思議ではないですが、そうなったとは聞いた事がないですし、生地の種類を判別できる写真なども見た事がありません。

前の記事を見返してみると加賀屋産業の生地で鉄帽覆いを作ったのはもう4年も前。時間が経つのは早いですね…
その間に海自迷彩の商品はかなり増えたし、わざわざ自作してた人もいる鉄帽覆いも今は販売されています。この調子で迷彩生地も売ってくれないかな?(4年前も同じこと考えてたと思う)

DSC07145 - コピー
たまたまマルチカム迷彩生地が手に入ったので鉄帽覆いを作ってみました。
ナイロン50/コットン50の実物生地との事ですが、私はマルチカムの真贋なんて分からないし、他にマルチカム製品を持ってないので比較も出来ない。
質感は良く、色合いも変ではなさそうだし本物なのかな?
空挺団の狙撃手がマルチカム迷彩服を着ている写真はあるので、一応自衛隊と無関係の迷彩ではないかもしれない。
DSC07157 - コピー
今回はあご紐を通す穴がある1番古いタイプにしました。
官給品では新型が増えているものの、レプリカ覆いではまだ定番のタイプだと思います。
DSC07151 - コピー
DSC07153 - コピー
陸自の迷彩よりカラフルなマルチカム。
生地の端に色のリストみたいなものがあった。8個の丸の一番右が空欄なのか1色とカウントされているのか分からない。
特定の環境特化の迷彩2型と違いマルチカムは汎用性重視。
家で鉄帽覆いだけ見ても全く効果が分かりませんが、実際に軍などで使われている写真を見ると「なるほど」と思える。
DSC07149 - コピー
DSC07150 - コピー
たまたまですが、左側にある色が右側にないので左右で印象が変わる覆いになった。
陸自の迷彩生地だと大体は両面に全色入っていると思う。
DSC07147 - コピー
ゴムバンド用ループはあった方が88式用っぽく見えそうなので付けました。
意外と自衛隊ゴムバンドの色でも合っている気がする。
DSC07155 - コピー
迷彩2型覆いと並べるとやっぱり見慣れた迷彩2型がしっくりくる。

もう全然新しくもないマルチカムをちゃんと見てみたのは今回が初めてでした。
ネタとして作りましたが結構好みの迷彩かも。

DSC07103 - コピー
旧迷彩に興味を持ち始めた頃に手に入ったパラシュート生地の鉄帽覆い。旧迷彩の66式用覆いにオマケみたいな感じで付いてきました。
当時はこの覆いについて何も知らず、どんな物か分かったのは結構時間が経ってからでした。
DSC07104 - コピー
これは自衛隊の官給品ではなく、昔流行って部隊毎に作られていたアイテムだったそうです。
使い始めたのは空挺団らしいですが他の部隊にもすぐ広まったとか。人気だったのは海外ドラマ「コンバット!」の影響もあったっぽい?

なお、このような覆いがあったのは確かですが、この個体が実際に自衛隊で使われていた物かは分かりません。

DSC07108 - コピー
DSC07111 - コピー
この覆いは官給品やPX品の覆いと違ってハトメが使われていません。
紐はパラコード?
DSC07105 - コピー
DSC07113 - コピー
旧迷彩覆いだとフチの縫い目が3段なのがパラシュート生地版では4段あります。内側を1周している生地はパラシュート生地版がやたらと太い。
見慣れた66式覆いと違う独特な構造ですね。仕様書に基づいて作っている訳ではないでしょうから個体差も結構あったそうです。
古い個体の場合、官品の迷彩鉄帽覆いより先に作られているはずです。

部隊お手製パラシュート生地覆いは古い自衛隊関係の本にたまに写っています。DSC07117 - コピーDSC07120 - コピー
DSC07121 - コピー
結構な人数が使っていて部隊の標準装備みたいになっている。
OD作業服と一緒に写っている事が多いですね。
DSC07116 - コピー
あまり見かけないですが官品の迷彩登場後も使われていたみたいです。
この覆いは官品覆いの旧型と同じ作りに見える。

DSC07123 - コピー
白黒の写真はこの毎日グラフに載っていました。古い装備の資料として大活躍の毎日グラフ様です。
これは1964年6月の物で集めた本の中でもかなり古い。
DSC07125 - コピー
装備品の紹介ページにはまだ64式になっていない「新小銃」が載っています。10連発式という事になってる。
現在は89式の後継新小銃が話題ですが、1964年のマニア達もこの話題で盛り上がっていたんでしょうか?

元は自衛隊の写真、記事を目当てに集め始めた古本でしたが、最近は昔の広告などを見るのも楽しみの一つになっています。
DSC07122 - コピー
上の画像の毎日グラフに載っていた広告。当時のクラウンはこんな形。
DSC07127 - コピー
新中央工業の広告もあった。写真の拳銃はM57Aっぽい。

何だかよく分からない物が手に入っても手放さずにとっておくと、後になって発見があって面白いです。
置き場所に困るのが難点ですが…

構造がイマイチ分からなかったので今までスルーしていた88式鉄帽2型用の覆いを作ってみました。
DSC07100 - コピー
DSC07070 - コピー
実物を見かけるようになったリップストップ生地版を製作しています。生地はRANGERさんで購入したものです。
リップストップ覆いの実物は去年4月の時点で既にネット上に写真が出ていて、使っている隊員さんが増えているみたいですね。
写真では前にヤフオクで入手したSDF-88 2型中号に被せています(現在も「88式鉄帽2型複製」などの名前で売られています)。
DSC07066 - コピー
2型覆いは前に作った事がある旧型覆いをベースに、実物の写真を参考にしてフチの辺りの構造を変えて作りました。固定用ベルクロが6カ所に増え、作るのが面倒な仕様に進化。
旧型ベースでフチだけ変えたせいかフチの辺りがキツめに仕上がった。実物はどんな感じなんだろうか?

最初はできる限り実物再現を目指してこの覆いを作っていたのですが、実物の写真と同じにするとSDF-88に合わなそうだと途中から思えてきました。
DSC07064 - コピー
実物鉄帽とSDF-88では内装の位置が微妙に違うのか、固定用ベルクロの長さを実物風にするとSDF-88用としては短くなりそうでした。
実物再現を優先するか迷いましたが、今回はSDF-88に合わせてベルクロの長さ等を調整しました。おそらく実物よりも長くなっているはず(覆いも内装も実物が手元に無いのでぶっちゃけ分かりません)。
本物の写真では、内装があまりめくれない程度の引っ張られ具合でベルクロが留まっていました。
自作覆いも固定用ベルクロを少し引っ張って留めるくらいの想定の長さにしています。そのため、内装がめくれ上がるように強く引っ張って留めるとかなり余ります。
DSC07074 - コピー
紐は実物風の物が見付からず、ちょっとは似てる(と思う)パラコードを使っています。実物覆いの紐は右の芯無しパラコードみたいな紐です。
もう少し似てる紐が欲しい…
右の覆いはRANGERさんで販売されている「88式鉄帽覆2型VC(官品仕様)」です。結構前に買ったもので、たまに仕様変更されていると聞いた事もあるので今も同じ外見かは分かりません。

完成した覆いを付けたSDF-88を被ってみて気付いた問題もありました。
DSC07096 - コピー2
丸印のネジは内側に結構出っ張っているのですが…
DSC07072 - コピー2
鉄帽を被ると内装が頭で押され、覆いのベルクロが付いたテープがネジに押し付けられる。
ネジを外すなど何か対策しておかないと覆いが早く傷んでしまいそう。ここは何も固定してないネジなので短い物を使ってほしかったな。
実物鉄帽はここまでネジが出っ張らないので問題は無いっぽい。

気になる点もありますが、前から作ってみたかった2型用覆いを完成させられたので満足。
DSC07077 - コピー2
88式鉄帽覆いはあご紐を通す穴があるだけだったのが、横から紐が出はじめたり6本足になったり新型になる度に作る手間が増えますね…

もう1個作った覆いはヤフオクに出品していました。

イメージ 1イメージ 4
少し前に旧迷彩生地を入手できたので鉄帽覆いを作ってみました。
生地は迷彩服用で官品同等との事です。
イメージ 2イメージ 3
これまでにいくつか作り、サイズに問題は無いと思った鉄帽覆いと同じ型で、同じように作ったはずなんですが若干大きめになってしまった。何でだ…

次に作ることがあれば改善しよう。
イメージ 5
少し大きめにはなりましたが、一応PX品の旧迷彩覆いや共済組合覆いを参考にしています。
PX品や官品同等とされる共済組合の覆いでも結構作りが粗かったりする。これを見ておくと自作する際にちょっと気が楽です。
イメージ 6
紐の色は本物は茶色っぽい。似た質感、色合いの物が見付からないので緑系の色にしてあります。本物とは違うけど旧迷彩と合わせてもあまり違和感はないと思う。
イメージ 7
左がPX品、右が自作した物です。
サイズの件が心残りですが、こうして見るとあまり気にならないかも。

この自作覆いはヤフオクに出品していました。自分用のつもりだったので迷いましたが、売りに出してほしいという声があったので。

イメージ 1
S&Grafさんからついに海自鉄帽覆いが発売されました。結構前から迷彩服はあったけど鉄帽覆いはありませんでした。
この覆いを自作した身としてはどんな物か気になり、早速買ってみました。
イメージ 2
イメージ 3
覆いを被せているのは官品同等サイズのSDF88改です。
エスグラ製の砂漠迷彩覆いは中号でも大号くらいありそうなサイズでしたが、海自覆いはちょうどいいサイズになっていました。最近の製品はサイズが変わってる?
私が自作した際は紐とベルクロの色が分からず、とりあえず生地に合いそうな紺色にしてました。ちゃんとしたメーカーの製品も紺になってるし正解だったのかな?イメージ 4
エスグラ製迷彩服と同じで海自マークがある生地です。
この生地も販売してほしい。
イメージ 5
サイズは少し大きめっぽいですが、基本的にはよくあるPX品覆いと同じ作りみたいです。
ベルクロがフチのギリギリに縫い付けてあるいつもの作り。陸自や空自の覆いだと異様に長いループも付いてしまいますが、海自は本物がループ無しなので付いてない。
イメージ 6
海自ファン待望の製品で売れそうですけど気になる点も。
あご紐通す穴が小さすぎじゃないですかね…?PX品の覆いはみんな小さめでしたがコレは他より小さいと思います。
私がSDF88に付けているあご紐は通せなそうだったので、SDF88に被せている写真ではあご紐を通していません。
イメージ 7
これに関してはほとんどの人から「細かい事気にすんな」と言われそうですけど、実物の画像漁りをしまくって自作をした身としては、左右の生地の向きが気になってしまう。
私が資料にしてた画像ではどれも生地が90度回転した向きで使われていました。黒や白っぽい模様が縦長ではなく横長になります。
量産するならこの向きの方が都合が良いのかもしれないし、私も実物全個体なんか見てないのでこの向きも普通なのかもしれません。イメージ 8
覆い以外に海自迷彩キャップも買いました。これも陸自版とかがよく売ってるやつですね。
海自迷彩の帽子系は他にも色々売っていました。

エスグラさんにはこの調子で砂漠迷彩や空自系ゴムバンドなんかも商品化してほしいところ。

イメージ 1
海自の派遣海賊対処行動水上部隊の写真に写っていた隊員さん達。独特な装備でカッコイイ。
鉄帽覆いマニア(?)な私としては黒い鉄帽覆いが気になってしまうところ。
この鉄帽覆いが写った写真は少なく、黒い覆いを使っている人のすぐ後ろに覆い無し鉄帽を被った人がいる写真もあり、使う使わないの基準はよく分からない。
外見が微妙に違うように思える物もあり、全員が全く同じ覆いを使っているのかも疑問。

構造や材質についても詳細は分からないのですが、数枚の写真を参考にコレ風な覆いを作ってみました。
イメージ 2
上の画像ではなんだか硬そうな材質に見えたので帆布生地にしています。家のミシンでも縫えるように、帆布の中でも薄い11号帆布を使っています。
11号帆布だと普通の鉄帽覆いよりはゴワゴワしてる程度の質感だと思います。
本物が割とシワができているので、今回はシワが出ないように頑張ったりしていません。


2019 6/11追記
この記事を投稿してから時間が経ち、参考にした黒い鉄帽覆い以外の写真を目にするようになりました。
その中に迷彩2型の覆いと同じ作りで黒いゴムバンドも巻いている物、フリッツヘルメット用カバーのような裁断の物(フリッツ用を前後逆に被せた感じ)など、明らかに私が作った覆いと違うタイプも写っていました。
フリッツ用に似たタイプはネット通販等で売っている物と似ていて、「海自の黒鉄帽覆い」として使ってもあまり違和感は無いかもしれません。


構造は他の鉄帽覆いとほぼ同じですが、一か所だけ変えた部分もあります。
イメージ 3
イメージ 4
他の覆いだと真ん中の生地が一段高くなっている所を、黒覆いでは逆に低くしています。こう見える写真があったのでやってみましたが、本当にこうなっているかは全く分かりません。
見た目はほとんど変わってないし割とどうでもいいこだわりだったかも。
イメージ 5
細かすぎたこだわり以外は普通の覆いと同じ構造です。本物はどんな風になっているんでしょうか?
この覆いの詳細を知るチャンスはなかなか無さそうですね。

すでにオークションは終了していますが、1個はヤフオクに旅立ってもらいました。

↑このページのトップヘ